6月上旬、東京都葛飾区の奥戸陸上競技場で、2年ぶりの体育祭が開催されました。新型コロナウイルスの感染対策として、午前・午後の二部制で実施。生徒同士の間隔を確保できるようにしました。また、保護者の観覧が中止されたほか、種目も「台風の目」などを取り入れました。

 昨年度は体育祭が中止され、2年ぶりの開催です。全21クラスが午前10クラス、午後11クラスに分かれ、種目を競い合いました。

 競技内容は、密集しやすい大縄跳びや大きな声を出す応援などが見送られました。大縄跳びの代わりに、生徒同士の間隔を空け、8の字跳びをしました。また、2人で長い棒の両端を持ってスピードを競う「台風の目」も初めて行いました。

 障害物リレーやクラス対抗リレーは、熱中症予防のためにマスクを外しました。ただし、競技中はトラックの端から端を使って生徒同士の間隔を確保。走り終わった生徒はすぐにマスクを着用しました。

 生徒たちはコロナ禍で溜まった鬱憤を晴らすように、体育祭を全力で楽しんでいました。十全な感染対策により、感染者はいませんでした。

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