正則高校の地下には、130年以上の歴史ある文献が貯蔵された書庫、図書館があります。

 これまで、多くの教員や生徒の様々な問題意識に対応し、学びを深めてきました。

 階段を下りていくと、抜群な本の知識をもつ司書の星野さんが出迎えてくれます。


 そんな図書館によく足を運ぶ生徒2人に話を聞きました。
◯ 3年生Mさん

 「図書館では、地下で音が響かず、自習室よりも1人もくもくと集中できるので、毎日のように読書や勉強をしています。司書さんと好きな小説のお話をしたりもしています。本を紹介するPOPを作り、色んな方からコメントをいただいたのもはげみになりました。」

 彼女のPOP作品は、『港区中高生書評合戦2020 ~POPバトル部門~』で、3位を受賞しました!!


◯ 2年生Iさん

 「図書館にはよく、自習をしに行っています。読んでいた本が読み終わったときは、次何を読むかを先生や司書さんに相談して紹介していただいたり、本棚から探したりします。

 万引き家族の映画をみてから貧困問題に興味を持ったのですが、特に自分から動くことはしていませんでした。『暮らしと環境』の授業で調べる機会があり、そこから興味がどんどん広がりました。ホームレス支援のボランティアにも参加してみました。最近は子どもの貧困問題について興味があり、本を読み進めています。」

 授業から自分の問題関心を広げ、自ら学ぼうと行動する姿勢に、教員たちもとっても刺激を受け、生徒たちの更なる学びを引き出そうと奮闘しています。
 夏休みに入り、勉強、進路、部活、学院祭、…それぞれの夏が始まります。

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