1月12日、聖徳学園 第29回 山本正人記念「吹奏楽の夕べ」が行われました。この「吹奏楽の夕べ」は日本の吹奏楽の父と敬慕された故山本正人先生(元聖徳大学音楽科学科長、東京芸術大学名誉教授)の提唱で始まった、聖徳学園の小学校から大学までの吹奏楽を学ぶ児童・生徒・学生が、日頃の練習の成果を発表する合同音楽会です。さらに、聖徳大学音楽学部の先生方、各地で活躍されている演奏家の方々もお迎えして行われる、聖徳学園ならではの演奏会です。
聖徳大学附属小学校からは、吹奏楽クラブの演奏「いつか見た海」、そして3・4年生児童による合唱団が加わった「見上げてごらん夜の星を」「気球に乗ってどこまでも」の、合わせて3曲が発表されました。
本番風景
リハーサル風景
当日の感想を、音楽専科教諭であり、当日指揮を振った檜貝道郎先生に伺いました。
「気持ちのよい本番ができました。まず聞こえてくる楽器の音や歌声が、去年よりレベルアップしていました。吹奏楽指導で名高い教育者、田川伸一郎先生に授業や吹奏楽の練習を見ていただいた効果が現れていると感じました。田川先生からは主に評価法について学びましたが、今回は力みすぎずに普段やっている発声練習の延長で<響き>を意識した歌声を目標にしました。「見上げてごらん…」はきれいな発声で、少し高めの声で歌えるという事で選びましたが、終わった直後に拍手が来たことに驚きました。こちらの想いが伝わったのかもしれません。また、吹奏楽は曲想の変化にあった吹き方、叩き方をすることを特に指導していましたが、その成果が感じられました」
また、今後については、
「現在行っている発声練習はまだ1年目なので、これを継続した結果、歌声がどう変わって行くかをみていきたいと思います。細かいニュアンスまで表現できればと思います。吹奏楽に関しては、楽譜を自分で読める力を養わせたいと考えています」とのことでした。
吹奏楽クラブ、ならびに本校合唱教育の今後にご注目ください。
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聖徳大学附属小学校では 2月2日(土)に、新年長・年中を対象とした学校説明会を行います。 ご興味のある方は、ぜひこちらをご覧ください。