国語の授業で、「蜘蛛の糸」を読んだ感想文を書きました。国語の先生の推薦もあり、本人の許可をいただきましたので、載せさせてもらいました。
『蜘蛛の糸』の感想 ~カンダタの行動について~
私は、お釈迦様が慈悲の心をかけてカンダタを助けてあげよう
としたのに、他の罪人が登ってこようとして、それをやめさせよ
うとしたばかりに血の池に落ちてしまったカンダタをかわいそう
に思い、因果応報でもあると思いました。
前者は、カンダタが、せっかく極楽に行けると意気揚々と糸をたぐっていったのに、糸が切れてしまい、再び血の池の底に落ちてしまったこと。後者は、自分が自分と同じく蜘蛛の糸を登ろうとした他の罪人に怒鳴ったことで糸が切れてしまったこと。そして、お釈迦様がカンダタにやったことをふまえ、少しでも良いことをすれば、死んだときでもそれなりの良いことが起こることが分かりました。良いことをたくさんして生きたいです。
挿絵は蜘蛛の糸 (ポプラ社文庫―日本の名作文庫) から