午後の授業は、アボリジニの方によるブーメランの色付けでした。
ブーメランの形をした木に色付けをしていくのです。ただ絵の具で色を付けるのかと思っていたのですが、アボリジニの表現法を紹介していただきながら、作成していきました。
様々な技法を教えてくださいました。
まずは、全体に1色で色を付けます。その後、スポンジを使い軽くたたきながら色をかぶせていきます。さらにスポンジでこすることによって、色の変化を作り出します。そして、あらかじめ用意されたプラスチックで作った動物の型紙を当て、上から絵具を落としていきます。歯ブラシに絵具をつけブラシをこすり、色を落としていく方法と、スポンジで軽くたたきながら色を付けていく方法が紹介されました。そして、綿棒を使い、点をつけていきます。一つ一つの技法を演じて見せてもらいながら、子どもたちは多くのことを吸収していきました。説明は英語でしたが、実演することで学べることが多かったようです。
個性的なブーメランが出来上がりました。
この後、帰りの会を行いました。今日行う家庭訪問の連絡をしました。また、困ったことがあれば個人的に言ってくるようにと伝えました。
ホストファミリーとの生活が始まり、学校での生活も2日目が過ぎていきました。