午後7時40分、成田空港に着陸しました。入国審査を済ませ、到着ゲートに着いたのは午後8時27分になっていました。
久しぶりの日本は、暑くて蒸していました。子供たちの顔はいつもの表情に戻っていました。家の人たちが待つ日本に帰ってきたという安心と一つのことをやり切ったという充足感があったようです。「ついついThank you.と言ってしまいそう。」と心配している人もいました。初めの日には英語をどう使おうかといろいろ考えていたことがウソのようです。子供たちの順応する力の高さも同時に感じます。
解散式では、教頭より3つの話がありました。

1. この旅を乗り切ったことを自信にしてほしい。
2. 自分の気づいたオーストラリアの素晴らしさと同時に日本の素晴らしさにも意識を向け生活していってほしい。
3. 御家族の方々の期待を感じ、家の人へ感謝の気持ちを伝えてほしい。

帰ってきた子供たちの表情を見ていると、様々な面で頑張っていたことが改めて感じられます。今までならご家族の皆様の力を頼りに生活を送っていた部分に関して、自らの力で一つ一つ向かっていかなければならない、生じた問題を解決していかねばならないそういう10日間でした。英語で会話するということも一つですが、身の回りの整理、持ち物の準備、友達との過ごし方等々、一つ一つのことを自分なりに乗り越えていこうと頑張った、このことは子供たちにとって今後の生活の自信となって表れてくるものと感じます。
本当によく頑張った10日間でした。

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