聖徳祭が終わり、行事もひと段落。ここからは日々の授業を大切にしようと声をかけています。クラスでは百人一首に力を入れ取り組みをはじめました。それぞれの子がレベルにあった目標を持てるように「目指せ、百人一首名人」というカードを作りました。一首ずつ覚えて合格シールをもらえる達成感から、主体的に取り組むようになってきました。今までのオセロや五目、将棋などとは違い、今回はグループでの戦いになります。自分がたくさんの札を覚えることも大切ですが、友達と協力していくこともさらに大切になります。ゲームの授業でも札の読み方から指導しました。「へ」を「え」と読むことや「お」が「を」となっていること「きょう」は「けふ」、「おうさか」は「あふさか」となることなどなど…。子どもたちにとっては、はじめてという子が多くいて興味津々でした。今週のクラス活動では、はじめてクラスで百人一首の対戦練習をしました。札の並べ方やルールにもまだ慣れていない様子ですが、こちらが読み札を詠むと、子どもたちは、気持ちを切り替えて、集中して対戦に向かうことができました。「○○枚もとれました!」という子もいれば「一枚も取れなかったよ~」という子も何人もいました。これから徐々に力をつけていってほしいと思います。

 

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