いよいよ2015年の「オーストラリア国際交流の旅」が始まりました。今回も日々の活動や子ども達の様子をこのfacebookを通してお伝えしていきたいと思います。
夕方6時、今回の参加児童20名が続々と成田空港第三ターミナルに集まりました。家族に連れられ、期待でいっぱいの表情でした。顔を合わせるなり、新しいスーツケースや本を買ってもらったよ、お母さんから素敵なお守りを貸してもらったよ、旅の相棒にこんなぬいぐるみを持ってきたよ…などなど口々に話してくれ、この日をどれだけ楽しみにしていたかが伺えました。
チェックインで大きな荷物を預けたあと、手荷物検査ゲートの手前でもう一度集合しました。そこで、ビデオカメラの前で一人一人に決意の一言を発表してもらいました。
「英語で日本の文化を伝えたいです。」「友達をたくさん作りたいです。」「ホームステイ先でお手伝いをたくさんしたいです。」…どの子もとても張り切っていました。また、見送りに来て下さった斎藤教頭より、次のようなメッセージがありました。
「皆さんには3つやって欲しいことがあります。一つ目は「挑戦すること」身振り手振りをしての英会話、オーストラリアで初めて出会うこと、いろいろなことに挑戦してきてください。二つ目は「感謝の気持ちを持つこと」旅でお世話になる人、出会う人に感謝の気持ちを持って接してください。3つ目は「元気に戻ってくること」怪我や病気のないように、十日後またこの場所に戻って来ましょう。」
家族とのしばしの別れ。ぎゅっと抱きしめ合う親子もあり、少し涙がにじんだ子もあり、学校の林間学校やスキー学校は経験しているとはいえ、やはり10日もの間親元を離れて海外へ行くとなると不安な気持ちも大きいのでしょう。たくさんの人たちに見送られながら搭乗口へ向かいました。子ども達の姿が見えなくなるまで、名残惜しそうに手を振っている家族の様子も見られました。子ども達にとっても、寂しさ、ワクワク感、不安…いろんな気持ちが小さな胸の中に沸き起こっていたことでしょう。
出国手続きを終え、売店で機内用に飲み物を購入。あっという間に搭乗時刻となりました。
機内で簡単な食事をとり、眠る前に今日の日記を書きました。ある子の日記を紹介します。
「お父さんお母さんと離れてちょっとさみしかったけれど、みんなと飛行機に乗れてちょっと嬉しかったです。わくわくもあり、緊張もありました。飛行機の中では、夜ご飯にビーフとプリンを食べました。飛行機の中はけっこう寒くて、鼻が詰まってしまいました。でも、ブランケットを掛けたらそんなに寒くなくなりました。ついに明日ホストファミリーに会うので、とっても楽しみです。」
いろんな気持ちが沸き起こっていたことがよく分かります。さぁ、そんな不安や寂しさが吹き飛ぶくらい、明日から楽しいことがたくさん待っています!!

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