今日はオーストラリアの学校で過ごす最後の日でした。そして聖徳生の活躍の場が盛りだくさんの忙しい一日でした。
まずは、聖徳の朝礼のようなものに当たるアッセンブリーで、歌とリコーダーの発表・修了書の授与がありました。教員達を前に学年ごとに並んでいる子ども達。そんな、全校生徒・教員の集まる場に聖徳の子ども達も参加させて頂きました。歌を歌ったり、校長先生の話をきいたりしました。その中には日本から聖徳小学校の子ども達を迎えられて大変嬉しいというメッセージもありました。聖徳の子ども達からは『遠い日の歌』を歌とリコーダーで発表し、感謝の気持ちを表しました。(その後のモーニングティーやお昼休みに、素敵な声と演奏だったよ、といった感想を先生達や生徒達からもらいました!)発表の後、校長先生から子ども達一人一人に修了書が手渡されました。全校生徒の前でもらえるなんて、大変嬉しいことです。オーストラリアの子供達からは大きな拍手をもらいました。
アッセンブリーの後、こちらでお世話になったバディーに宛てて「サンキューカード」を作成しました。日本から持ってきたメッセージカードに、「優しくしてくれてありがとう」や「ずっと忘れません、だから私のことも忘れないでね」などの言葉を頑張って英語で書きました。バディが喜んでくれるように、一生懸命書き込んでいる様子でした。
その次は、「日本文化の紹介」ということで、クラスに入らせてもらう時間がありました。
始めに、1、2年生のクラスに行き、ストローと牛乳パックで「竹とんぼ」を作りました。事前学習会で練習してきたとおり、聖徳の子どもたちが先生役です!始めに2、3人の子どもたちに前に出てきてもらい、作成した竹とんぼを実際に飛ばして見せました。それを見たオーストラリアの子どもたちの興味津々の顔が大変印象的でした。日本語の勉強もしているこちらの学校の子どもたち。先生から「やってみたいですか?」と日本語で問いかけられると「やってみたいです!」という元気な声が返ってきました。聖徳の子ども達が一人ずつに付いて教えることになりました。もう最終日ともなれば、英語にも自信が出てきたようで、大変積極的に教えてあげていました。額を寄せ合って紙の大きさを測ったり、切ったり、絵を描いたりする光景が大変微笑ましかったです。そしてその一生懸命な姿が誇らしかったです。飛ばし方もお手本を見せながら教えて、一緒に楽しい時間を過ごしました。
(後編へ続く)

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