1018日(月)の夕方、本校情報メディア部が児童文学評論家の赤木かん子先生と「選書ツアー」を行いました。赤木先生の指導で、現在進められている図書室リフォーム。その図書室に並べる本を選ぶための本屋巡りの1回目は、新宿三越アルコット6F~8Fにあるジュンク堂新宿店でした。今回の参加者は部長ひとりだけでしたが、無類の本好きである彼女とかん子先生とのやりとりがとてもおもしろくて、思わず吹き出してしまうほどでした。児童書コーナーで、クリスマスの絵本をかごに入れようとして「あのぅ、うちは仏教系の学校なんですけど(笑)」と言われたかん子先生、慌てて『おしゃかさまのたんじょう日』(谷真介/赤坂三好 佼成出版社1992)に差し替えていました。

「この本入れる?」

「つまんないですよ」

「そう。これは?」

「えっと……」

「基準はあんたじゃないんだからね(笑)」

「わかってますよ~(笑)」

こういった会話がとても自然だったふたり。本好きな人はすぐに仲良くなれるのだと実感させてくれた楽しい2時間でした。

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