毎年5月に実施している1年生対象の校外学習。今年も第28期生約480名が群馬県
嬬恋村にある東海大学嬬恋高原研修センターで2泊3日の研修を行いました。新1年生
はこの研修を通じて高校生としての生活習慣を身につけます。
センターに到着して最初に行うのが、集団としてのマナー研修です。常に5分前行動を
行う。人の話を正確に聞く。仲間と心を一つにするなど、実際に行動しながら学びました。
2日目は近くの湖にハイキングに行った後、センターの敷地内で飯ごう炊さんを行い、
自分たちで作ったご飯とカレーを食べました。協力することの大切さを学び、親睦を深
めた生徒たちは、満足そうな笑顔で食事を終えました。お腹が一杯になったあと、早め
の入浴を終え、3科の学習を夜まで行いました。この研修では学習する態度・習慣を身
につけることもその目的に入っているからです。
2日目の夜は、センターの大ホールでキャンドルファイヤー。部屋を暗くして生徒が1つ
ずつキャンドルを手にします。初等学校の校長先生から命の大切さという講話を聞いた
後、校長先生の前のキャンドルから生徒のキャンドルへ1つ1つ火が移されます。生徒
の願いや想いをキャンドルに託してから、全員で火を消し、最後に校長先生の前のキャ
ンドルの火を吹き消すことで、生徒全員の願いが永遠のものになるという一大イベント。
みんな真剣な面持ちでキャンドルファイヤーに参加しました。
研修最終日は部屋の片づけを全員で行い、閉校式に臨みました。常に時間を意識し、
自ら責任を持って行動する3日間でした。濃密な時間でしたが、生徒は同じ部屋に寝
泊まりすることで新たな友人ができたり、クラスの一体感を感じたり、大変有意義だった
と口をそろえて言ってくれました。こうしたイベントを通じて、また1歩高校生らしくなった
姿に先生方もほっと笑顔になりました。
詳しくは… 菅生学園HPまで

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