菅生高校では年2回、教育実習生を受け入れています。卒業生の中には将来
教職への道を目指す者がいます。菅生高校はそういった若者の夢を応援する
役割も持っています。
前期の実習期間は6月1日(火)~21日(月)の3週間です。実習を行う学生17
人が5月25日(火)午後、教育実習の説明会に参加しました。
はじめに校長からあいさつをいただきました。その中で「生徒から一目置かれる
存在になりなさい」という趣旨の言葉があり、実習生は真剣な眼差しでうなずい
ていたのが印象的でした。また教務主任は教育実習全般にわたる説明の中で
「生徒には誠実に対応してください。誠実さが一番です」と言い、実習生は一様
にメモを取っていました。どの顔もこれから始まる3週間という実習に、緊張感
の隠しきれない面持ちでした。最後に教科主任・クラス担当教員から個別に説
明を伺い、説明会が終了しました。
今回実習に来る教育実習生は全員本校の卒業生です。菅生高校を実習先に
選ぶ卒業生が毎年多くいるので、かつての教え子に目を細める先生方もいま
した。説明会はときに和やかな雰囲気もありましたが、実習になると一転とても
厳しいものになります。担当の先生方も妥協を許しません。夜遅くまで学校に
残って指導する姿が毎年見られます。そこには、実習生に将来一人の教師と
して立派に教壇に立って欲しい、そうした思いが込められているのです。この
実習を通して人を教育していく素晴らしさを、できるだけ多くの実習生に実感し
てもらいたい。先生方の願いを実習生1人1人が受け止めた説明会でした。
詳しくは… 菅生学園HPまで