日本では害虫を食べる益鳥(えきちょう)として、また人家の軒先などに巣を作ることから
商売繁盛の印として有名なツバメ。このツバメが菅生高校の外壁に巣を作り始めました。
5月の連休明けからツバメの夫婦が山から飛来し、泥と枯草を集めて懸命に巣を作る姿
が目につくようになりました。ふと見上げるとあちらこちらに泥の固まりが見え、先生や生
徒のあいだでも話題となっています。
最初は小さな泥の固まりに過ぎないものが、次第に直径20㎝ほどの巣になります。とき
どき巣の上で疲れた羽を休ませるツバメの夫婦は仲むつまじく、互いに羽繕いをする姿
を見ると、心が和みます。勉強の合間にツバメを見に来る生徒も増えてきました。
うまくいけばツバメの夫婦は卵を産み、その卵から雛が孵ることでしょう。幸運をもたらす
と言われるツバメが、菅生高校の生徒に笑顔をもたらしてくれました。今後どんな幸せを
もたらすか楽しみです。卵を産み、雛が巣立つまで、これから定期的に観察を続けたい
と思います。
詳しくは… 菅生学園HPまで

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