今年も3週間の教育実習期間(6月1日~21日)に18人の卒業生が本校で教育実習を行いました。
高校在学中はあどけない顔をしていた生徒たちも、さまざまな経験を積み、大人の顔立ちで菅生高校
に帰ってきました。かつての担任やクラブ顧問は、教え子の姿に目を細めて毎日の実習を見守りました。
実習期間のうち最初の1週間は、担当教諭の授業やホームルーム指導の見学です。気づいた点をす
ぐにメモし、実習生は実践に備えていました。2週目に入ると実際に授業を担当したり、ホームルームを
行う時間が増えます。担当教諭と打ち合わせし、緊張しながら授業を行う実習生に的確なアドバイスを
与える担当教諭の姿が見られるようになりました。
3週目は研究授業を行う週です。月曜日から土曜日まで毎日どこかのクラスで研究授業が行われ、忙し
い間を縫って多くの先生方が見学しました。実習生もこの日の為に練りに練った授業を行いました。それ
ぞれ工夫がみられ、現役の先生方の中で「こうして授業を進める方法もいいな」といった声も挙がってい
ました。
最終日にはクラスの生徒から花束を贈られた実習生。どの実習生も辛かった3週間がこれで終了します。
と同時に、生徒と過ごした濃密な時間はもう過ごせないとの思い。自然に涙がほおを伝わる実習生もい
ました。
詳しくは… 菅生学園HPまで