東海大学情報通信学部 菊池浩明教授 |
菅生高校では7月5日(月)~8日(木)まで定期試験を行いました。生徒は夏休み前の試験でも
あり、また前学期の成績がつく大事な試験です。みんな真剣に取り組んでいました。一方先生方
は、生徒のいない午後を活用します。今回は7月8日(木)に「著作権とセキュリティ管理」に関す
る講演を受講しました。
この日は東海大学情報通信学部の菊池浩明教授をお招きして、情報関連分野における著作権
の概要と個人情報漏洩対策の具体的手法、また教員として守るべき著作権について、分かりや
すい講演をしていただきました。
教育の現場では生徒に教科内容を示すとき、既存の文献・資料や入試問題を必要に応じて使
用します。こんなとき現場の先生方が苦慮するのは、著作権に違反していないかということです。
今回の講演では、著作権の例外に当てはまる場合と当てはまらない場合にわけて具体例を示し
ていただいたので、大変理解しやすい内容でした。
また情報が漏洩する原因で一番多いのが、ノート型コンピュータの置き忘れとUSBメモリの紛失
です。本校ではデスクトップ型コンピュータを導入しているのでコンピュータを置き忘れることはあ
りませんし、個人データをUSBメモリなどに記憶させて学外に持ち出すことを禁止するなどセキュ
リティ管理を徹底しています。しかし安心はできません、先生方に危機意識を持ってもらうためにも、
こういった研修を定期的に行うことがとても大切なのです。
詳しくは… 菅生学園HPまで