夏休みに入ると受験はすぐ目の前。東海大学以外を目指す3年生はここからが勝負です。
菅生高校では夏休みに入る直前の7月10日(土)保護者・生徒向けに「入試ガイダンス」を
行いました。このガイダンスは2部構成となっています。第1部は「センター試験・一般入試
ガイダンス」、第2部が「AO・推薦入試ガイダンス」です。まだ梅雨の蒸し暑さが残る中、体
育館には300名を超す保護者・生徒が集まり、進路指導主任の言葉を真剣な表情で聴い
ていました。
【第1部 センター入試・一般入試ガイダンス】
冒頭、進路指導主任の口から「2007年以降は大学全入時代が来ると言われてきましたが、
それは違います」との言葉が発せられました。「全国的に見れば全入時代と言えますが、こ
と首都圏の大学に限って言えば、地方から首都圏の有名大学を目指して多くの受験生が集
まるので、君たちの考えている大学の競争率は上がってきています」とのこと。「倍率が上が
れば、現役生がそのあおりを受け、希望大学に合格できません。よってこの夏休みの過ごし
方が大きなポイントとなるのです。7月にセンター試験の過去問が6割程度しか解けなくても、
来年の1月には7~8割とれるようになるのが現役生の特徴です。従って夏休みの基礎固め
が大切です」とのお話でした。
【第2部 AO・推薦入試ガイダンス】
「1年生からこつこつ努力してきた生徒に適した入試が推薦入試です。ふつうの生徒が目標
を持って頑張れば合格を勝ち取ることができる入試と言えます。また今後の自分の姿を具
体的に語ることの出来る生徒、つまり将来のあるべき姿を語れる生徒はAO入試が適してい
ます」といった内容でした。また「合格が早めに決まるので安易に推薦入試を考える生徒が
いますが、そういった生徒には受けて欲しくありません。大学入学後も目標に向かって自分
を高めていける生徒が適しています」といったお話がありました。
付属推薦で東海大学への内定をもらっている生徒以外は全員どちらかのガイダンスに出席し
ました。また多くの保護者にもガイダンスに参加していただきました。最新の受験情報や受験
生としての心構え・受験の具体的な方法などを伝えるのがこのガイダンスの目的です。多くの
生徒・保護者が受験を身近に考える機会となりました。