菅生高校では、毎年夏休みにサマースクールが行われます。サマースクールは1年生

全員が参加し、同じ内容で前半・後半に分かれます。今年は前半が7月27日(火)~

29日(木)で行われました。また後半は8月24日(火)~26日(木)の予定で行われま

す。

連日35度を超える猛暑の中、予定通り前半のサマースクールが行われました。初日

の朝は体育館に全員集合し、開校式を行いました。ここで校長先生のお話を聞いたあ

と、教務部の先生からサマースクールの意義や勉強の流れ、予習・復習の仕方など、

各自の心構えが大切だということを教えられました。「3日間という短い期間ですが、こ

のサマースクールをきっかけに、日々の学習の大切さを理解し、ぜひ実践していって

ください」とのお言葉に、みんな一様にうなずいていました。

サマースクールでは、学習の理解に応じて複数のクラス分けを行います。生徒たちは、

いつもと違うメンバーに少しとまどいつつも、すぐにうち解け合いました。どのクラスも良

い雰囲気を保ったまま、1時間目の授業が始まりました。サマースクールは集中力を養

うため、90分授業を1日3コマ行います。ふだんより長い授業に集中させるため、先生

方も授業展開を工夫しました。例えば、講義のあと演習を行い、生徒になぜその答えが

導かれたのか説明させる授業。また、時間を与えて講義の内容を自分の言葉でまとめ

させる授業など、創意に富んだ内容でした。

3日目の最終講義のあと、体育館で閉校式がありました。参加した生徒からは「中学校~

高校初年度の内容が復習でき、今まで曖昧だった内容も分かるようになりました」、「けっ

こう自分もやればできる、という自信がつきました。夏休みは毎日計画的に勉強していき

ます」といった声があちこちで聞こえ、企画した先生方もほっと安堵の表情。こういった学

習の場を通じて菅生高校では、頑張る生徒を常に応援する体制を整えています。

詳しくは… 菅生学園HPまで

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