菅生高校では、東海大学の創立者である松前重義博士が、学校の近くにある西多摩霊園に
納骨された日を開校記念日と定めて、毎年10月13日に開校記念式典を行っています。
この日は第Ⅰ部に開校記念式典を催し、第Ⅱ部に記念講演を行いました。開校記念式典で
は島田幸成理事長の式辞や校長の祝辞などがあり、全体が厳かな雰囲気で進行しました。
休憩を挟んで第Ⅱ部では、東海大学教養学部人間環境学科教授で学長室次長の内田晴久
教授をお迎えして記念講演をして頂きました。「これからの社会で若者は何をすべきか」とい
う演題で、エネルギーの話を題材に高校生にも分かりやすい内容でした。終わってみれば予
定の1時間があっという間に過ぎてしまうほど、示唆に富んでいました。中でも内田先生が強
調した、「1.視野を広げる 2.しっかりとした考えを持つ 3.自分を磨く 4.社会人として
の基礎を身につける」という4つの視点が印象に残りました。講演終了時には大きな拍手で
講堂が包まれました。
午後からは、先生方と生徒会の生徒を含む一部の生徒で松前重義博士の墓参を行いまし
た。菅生高校が今こうしてあるのは、松前重義博士のお陰でもあります。菅生高校の活躍
を墓前に報告して1日が終わりました。