33回全国選抜高校テニス大会(3/20福岡市で開催)で11年連続11回目の出場を決めたテニス部。

「毎日練習に明け暮れた結果です。優勝を狙います」主将の羽生沢くんが高らかに宣言した。

矢崎篤監督は「試合では選手の気迫が全面に出ていた。つなげたことが大きな意味を持つ」とチ

ームを評価。これまでも全国大会で数々の活躍をしてきた菅生高校テニス部が今度はどんな躍進

を見せてくれるか、大いに期待が持てる。

 

「他校に負けないチームワークの良さ」と評価するのは早川コーチ。教室では理科を教える木訥

な先生が、コートでは選手に負けないくらい大きな声で指示を送る。テニス部は「下半身を鍛え、

球威で相手を上回る」を合い言葉に、地味な基礎トレーニングを毎日欠かさず行う。こうした努

力が菅生高校テニス部の技量を次第に高めてきた。

 

「どこにも負けない練習を積んでいる。あとは勝ち進むだけ」浅黒く日焼けした矢崎監督の言葉

が説得力を増す。大会へ向けた戦いがすでに始まっている。

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