9月11日(日)第2回オープンスクールが行われました。この時期は修学旅行と重なる中学校が
多いのですが、合わせて300名ほどの中学生・保護者が来校し、活気に満ちた1日となりました。
当日は8時前から本校へ来校する中学生・保護者もあり、このイベントにとても興味を持って頂い
ている様子がわかりました。
体育館でのガイダンスが終わると1時間目の体験授業となります。それぞれ希望し教科に目を輝
かせる中学生たち。ふだん中学校で受けている授業とは違い、少し緊張気味の生徒も次第に菅
生高校の先生の話術に引き込まれ、あっという間の1時間でした。英語では保護者も一緒に大き
な声で英文を読み、つい昔を思い出されている方もいました。「こんな面白い授業は初めて受け
ました。早く高校生になって授業に出てみたいです」といったアンケートもたくさん寄せられるほど、
菅生高校の先生方の授業は定評があります。菅生高校では、授業評価アンケートを毎年2回実
施することで、各先生方が常に授業を工夫しているからでもあります。
2時間目は興味・関心によって体験内容を選択し、それぞれ楽しい時間を過ごしました。クラブ体
験に参加する中学生、入試に関して個別相談を受ける中学生、またスタンプラリー(豪華景品は
高級アイスクリームなど)に参加して、いち早くゴールをめざし、ヒントを得ようと在校生に積極的
に話しかける中学生など、さまざまな姿が見られました。菅生高校は今年、都からアスリート推進
校に認定されています。全部で7つのクラブチームが認定を受け、毎日部活動に汗を流す生徒
が大勢います。高校に入学したら部活で汗を流したいという中学生が、クラブ体験に参加してい
るようです。また文化系では伝統ある吹奏楽部や合唱部はもとより、学展で今年度の最優秀学
校賞をいただいた美術部などが人気でした。コンピュータ部、創作活動部、軽音楽同好会など他
校にみられない人気クラブにも中学生が多く訪れていました。
次代の人材育成を掲げる特別進学コースの説明会では、3年間の学習スケジュールや放課後の
講習、長期休暇中の勉強合宿のようす、そして奨学金の内容などが説明されました。放課後は
「自学館」で行われる講習にほぼ全員が参加し、それぞれの目標に向かって勉強している様子が
スライドに映されると、ペンを置き興味深げな眼差しを向ける中学生・保護者の姿があちこちにあ
りました。
短い時間でしたが、少しだけ菅生高校の雰囲気に触れることができた中学生たち。菅生高校では、
人間力の育成にスローガンを置いています。そのため文武両道を長年推し進めてきました。こう
した教育に賛同してくれる多くの中学生が来年度、菅生高校の制服に身を包んでいることでしょう。