待ちに待った菅生祭。今年は9月22日(土)、23日(日)の2日間にわたって開催されます。

菅生祭に先立つ9月10日、11日、模擬店を出店するクラブ生による「試作会」が実施されました。ここでは、先輩方の培ってきた秘伝のレシピをもとに、部員がさまざまな工夫を凝らし、クラブの味を試しに作ります。衛生管理が徹底されているか、先生方によるチェックも受けます。ここで合格が出ないと、模擬店を出店することができません。どのクラブ生も真剣に調理を行います。

最終的に合格が出たクラブは、残された期間で味を微調整していきます。毎年こうした関門をくぐり、模擬店を出店しています。プロの味付けにもこだわります。というのも、模擬店で得た収益がクラブ予算として認められるからです。吹奏楽部のボリュームあるお好み焼き、スキー部の素朴なワッフル、剣道部の富士宮焼きそば等、クラブ独自の美味しい味を提供するのが菅生風。秘伝のレシピはどんどん磨きがかけられていきます。

この時期になると、菅生高校で最も盛り上がるイベントに向けて、放課後残って準備をするクラスも出てきます。放課後の職員室は、クラスTシャツのデザインを最終的に詰めるため、生徒が担任と打ち合わせをする姿も見られます。

菅生祭当日はふだん閑静な菅生の森も、多くのお客さまであふれます。菅生高校が地域の人たちに愛されている証拠です。吹奏楽部によるミニコンサートや著名人の講演(今年は元ラグビー日本代表の大八木淳史氏)等、企画も盛りだくさん。今年の菅生祭も大いに期待してください。

今回は菅生祭に向けてがんばる生徒のようすを一部お伝えしました。地域の人々の笑顔の陰には多くの生徒の努力があります。

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