5月28日(火)高校1年生向けの小論文講演会が開かれました。講師は第1学習社の神﨑先生。高校生向けに小論文の著作を持つ有名な先生です。
開口一番、先生は「小論文という文字を頭に思い描いてください。真ん中の【論】という字は意見という意味です。つまり意見が書かれた文章で、短いものを小論文というのです。」と小論文の定義づけをされました。今まで、漠然と分かったようで分からなかった「小論文」の意味が分かった瞬間です。目から鱗が落ちるとは、まさにこのことを言うのでしょう。生徒も納得の様子でした。
先生の講演は身振り、手振りをまじえ、理路整然とした話しぶりで、ときに冗談を交えながら、和やかな雰囲気で進んでいきました。
生徒に考えさせながら、重要な箇所をラインマーカーで引かせるなど、飽きさせない講演で、あっという間に1時間が過ぎていきました。また、いただいた資料には、小論文を書く際の考え方、注意点や添削例が載っており、後で見直しができるように作られていたので、とても使いやすそうでした。
「これで今日のお話を終わりにします。」ふと時計を見ると1時間が経っていました。とても刺激のある内容で、濃密な時間を過ごすことができました。
来月1年生は小論文試験を控えています。今日の講演をもとに多くの生徒が良い文章を書いてくれることを期待します。