中国の高校生たちが東海大学菅生高校を訪れ、在校生の家庭でホームスティしま
した。来校したのは、財団法人日本国際協力センターの「21世紀東アジア青少年
大交流計画」で訪日した山西省太源市の2つの高校の生徒・男女21名と引率の
先生3名。
9月11日、菅生高校に到着した一行をホストファミリーの生徒が出迎え、歓迎レセ
プションで対面しました。訪日団の生徒はひとりひとりが英語で自己紹介しましたが、
中には日本語で自己紹介する生徒もいて、一段と大きな拍手に包まれていました。
菅生生も英語で学校を紹介すると、訪日団から大きな拍手が起こりました。
太源市は内陸部にあるため、乾燥した気候で、森に囲まれた菅生高校の環境に
驚いていました。日中の生徒たちはすぐ仲良くなり、校内を案内しながら英語で会
話していました。
ホームスティでは、ショッピングをしたり、観光に行ったりと、それぞれのホストファ
ミリーのもとで一日を過ごしました。ある女子生徒は早稲田大学への留学を希望
しているとのことで、ホストファミリーと一緒に早稲田大学を訪れました。
送別会は見晴らしのよい中等部校舎の6階ラウンジで行われました。アトラクション
で、訪日団から中国の民謡や寸劇、菅生生からダンスが披露されると、さかんな拍
手がわきました。お別れの言葉を述べているうちに、涙が止まらなくなった生徒もい
ました。生徒たちは口々に「再見(ツァイチェン)」と言葉を交わしながら、名残を惜
しんでいました。短いホームスティではありましたが、心のこもった交流になりました。
詳しくは… 菅生高校HP