10月13日(火)、開校記念式典が東海大学菅生高校体育館で行われました。
中等部が創立15周年、高校が創立27周年を迎えました。記念式では島田幸成
副理事長が学園の歴史を振り返り、建学の精神を実現するために、いっそうが
んばりましょうと語りました。
開校記念式典についで、東海大学初等中等教育部次長・中村武徳先生の記念
講演が行われました。テーマは「明日に生きる」。先生は冒頭、「この講演のポイ
ントは、メッセージを読み取ることです」とはじめ、「この講演の最後に、私が言い
たかったメッセージをぜひ感じ取ってください」と熱っぽく語り始めました。大の映
画好きとあり、途中に「男はつらいよ」や「たそがれ清兵衛」などの主人公が語る
せりふを入れたり、熊本の病院に設置されている「赤ちゃんポスト」の話題などを
交え、示唆に富んだ内容でした。先生の語りかけるような口調と、身近な題材の
講演とあって、全ての生徒が熱心に耳を傾けていました。最後に「自分の頭で考
えることの大切さ」、「さまざまな立場で考えることの意味」そして東海大学グルー
プ校で展開する共通科目「現代文明論」の意義などを熱く語りかけ、盛大な拍手
で講演が終わりました。
「親しみの感じる先生だった」、「生きる意味を考えさせられた」、「勉強ってやっぱ
り大切だなと思った」など、いろいろな感想を持った生徒たち。式典にふさわしい
講演者のユーモアに富んだ講演内容を感じ取り、菅生高校生らしいひきしまった
顔の見えた1日でした。
詳しくは… 菅生高校HP