菅生高校の池にマガモが4羽います。菅生高校の創立者島田久先生の「菅生

の地で自然と共生すること」という教えを実践し、3年前から飼い始めまし

た。里山教育に力を入れている菅生高校は、緑豊かな土地に校舎を持ち生徒

の豊かな心をはぐくむのに一役買っています。

 

鴨は冬鳥です。雪の降る寒い日にも水面を優雅に泳いでいます。生徒も登下

校の際に池に立ち寄って鴨の様子を見ています。産まれたばかりのヒナが母

鳥の脇について池を泳いでいる様子を見たときには、「かわいい!」と喚声

があがりました。

 

そんな鴨池にどこからか一羽のニワトリがやってきて棲みつきました。最初

は遠慮がちに鴨の餌をついばんでいたのですが、今では鴨と仲良く暮らして

います。

 

厳しい冬を越すと鴨のヒナが孵り、鴨池もにぎやかになることでしょう。高

校3年生も3年間過ごした学舎を後にし、それぞれの夢へ向かって飛び立と

うとしています。菅生高校という小屋を飛び出した夢あふれるひな鳥たちは、

いったい社会にどんな希望を与えてくれるでしょう。楽しみに待ちたいと思

います。

詳しくは… 菅生学園HPまで

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