「お父さんとお母さんをがんから守るために、君たちは何ができるか考えてみよう。」

11月21日(金)の5・6時間目を使って、中学2年生を対象に神奈川県教育委員会主催の

『がん教育モデル授業』が実施されました。

県内から集まった大勢の教育関係者に見守られながら、生徒たちは話し合いをはじめます。

「健診をさぼったらお小遣いを上げさせる。」

「お酒を飲む量を決めておき、違反するごとにお願い事をひとつ聞いてもらう。」

「お父さんといっしょにキャッチボールをする。」

「がんについて家族会議をする。」

中学生らしいさまざまなアイディアが出されました。

「お父さん、お母さんたちは、がんについての教育は受けていない。がん教育が進んでいない日本の中で、君たちはがんについて教育を受けた特別な存在になった。目を閉じて、君たちがお父さん、お母さんをがんから守った、という状況を想像してみよう。そして今日家に帰ったら、この授業のことを話してほしい。」

県内の私立中学生の中で唯一がん教育を受けた特別な生徒としての生活が、この瞬間から始まりました。

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