2月3日(火)に、中学2年生対象の第3回国際コミュニケーション研修を実施しました。

前回は「多様性を受け入れる」ことを目標に、人それぞれ色々な感じ方、捉え方があるということを学びました。

今回の目標は、

「日本人としてのアイデンティティーをはぐくむこと」

もちろん、生徒たち自身はこの目標を知りません。活動を通して、知らず知らずのうちにその本質について気づき、考えます。

体を動かすアイスブレイクのあとに、「連想ゲーム」をやりました。最初のお題は「時計」。輪になって、順番にお題から連想されるものを言っていきます。次の人はそこからさらに連想し…「時計」から始まったお題は、なんと31人目には「(不思議な国のアリスに登場する)猫」になっていました。簡単なゲームに思えますが、たった一つだけルールがあります。それは「考え込んではダメ!」。それが意外と難しく、なかなかテンポよく進みませんでした。研修後の国際理解ノートには、「想像力を働かせることは、面白いけれど意外と難しい」という感想が多く書かれていました。

 

最後にグループにわかれ、いよいよ「日本観光CM作り」の始まりです。これから最終回に向けて、グループごとに日本をPRするためのCMを作ります。まずは「日本」から何を連想するか?ということを、みんなで考えました。「温泉」「着物」「歌舞伎」「和食」「治安の良さ」「スカイツリー」など、さまざまなイメージが飛び交います。その後はグループごとに分かれて、CMのテーマとキャッチコピーを考えました。海外から日本にくる外国の人の心をつかむキャッチコピーができたのでしょうか? 3回目ともなると生徒たちも慣れてきたようで、普段あまり話す機会がないクラスメイトとも、積極的にコミュニケーションを取れるようになってきました。残り2回の研修で、どれだけ多くのことを学べるか、期待しています。

 

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