先日、本ブログで取り上げた「高2 国際理解の授業」の続編が行われたので、その3回分を紹介します。

2月13日(金)のLHRの時間に留学サポート会社の社長さんをお招きして、英語を使った職業について国際コースの高校1年生を対象にお話をしていただきました。

留学した後の就職先について詳しく知っている社長さんは、まずは英語を使う職業にはどういう職業があるか、またその職業に就くためにはどういうことが必要かということを教えてくれました。

例えば、客室乗務員になるためには、安心・安全・安定の感覚をお客さんに持ってもらう必要があるので、時間を厳守し、しっかりとした言葉遣いをして、いい第一印象を与えることが大切である。通訳・翻訳者は専門分野を持ち話されたことを過不足なく伝えることが肝心である。などと説明は続きました。

また社長さん自身の体験談も随所に入れていただき生徒たちはずっと興味深く話に聞き入っていました。生徒たちの学習へのモチベーションアップと今後のキャリアを考えるうえで大変参考になったことと思います。

 

2月20日(金)と21日(土)の国際理解の授業には再び、NPO法人アイセックから講師の方々をお招きしました。

20日(金)は国際コース2年生を対象にチリとペルーのお話をしていただきました。

走っている車の7割が中古の日本車であるというペルー、インカとペルーと中国の要素が入っているペルー料理など話は多岐に渡りました。

 

21日(土)の国際コース1年生を対象にした講演では3人の講師の方々が現地でいろいろと工夫をしながら英語を教えてきたことが紹介されました。

言葉が通じない中いかに英語の授業を成り立たせるか?視覚的に分かりやすいものを扱う、日本文化を授業の中に取り入れていくなど講演者のあきらめずに頑張っている姿に生徒たちはとても感動したようでした。

また、「どうやって現地で通じるように英語を使用したか」といった質問には、

(1)何が分からないかを分かるようにしっかりと分析をした。

(2)洋楽を聞き取れるようにして、そこに出てきたフレーズを使える場面で使ってみた

(3)携帯の画面を全て学習したい言語にしてみた。

など講演者たちの工夫を教えてくれました。生徒たちはとても興味深く講演者の話を聴いていました。

 

どちらの日の講演も自分の興味を持つことを一生懸命追求する姿勢が大切だというメッセージで締めくくられ、生徒の心に深く刻まれたようでありました。

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