中1国語で百人一首を学習してきましたが、時間に余裕があったクラスで学校生活をつづった『翠陵百人一首』を作ってみました。
一人ひとりにお題が与えられた生徒たち。かわいらしい作品や、本音がちらっと見えるような作品が並び、翠陵での一年間を経た成長が感じられます。
では、お題と作品を少しご紹介します。(――の後は、作品を読んだコメントです。)
担任の先生:かわいいな 顔がちいさい スタイルいい はなすの早い でも好きですよ
――みんなの憧れの的。
授業中:つまんない おもしろくない 帰りたい でも寝たいけど 頑張って聞く
ゆっくりと 問題解いて 間違えて ずっと分からず 迷宮入りへ
――迷える子羊たち。つらいときもあきらめずに頑張っています。偉いね。
昼休み:昼休み 笑顔の満ちる 教室で 私のおなかも 満ちるであろう
――笑顔いっぱい おなかもいっぱい。
合唱コンクール:声きれい みんなではもる 合唱コン そんな見ないで 私のことを
――下の句、効いてます。なるほど。
スキー教室:白い山 雪降りつもる 高い峰 志賀の高嶺に雪は降りつつ
――本歌取り。やるね。
高校卒業式:先輩の 後ろ姿に 思ったよ 見とれるほどね 輝いていた
――5年後の自分も輝いて。
自分たちの入学式:着なれない 制服まとい 体育館 となりにあいさつどうぞよろしく
――最初の登校日に、体育館のサークルデッキにならんで入学式の練習。待ち時間に最初の友達できたかな?
自分たちの入学式②:新入生 全校生徒が 見る前で 名前を呼ばれ 緊張マックス
――翠陵の入学式のスタイル。来年度は?
自由題:来年は男子入って共学化 きっと芽生える 恋心かな
――夢がふくらみます。
自由題:一年間 私の成長 見守った この教室に 今礼を言う
――みんなほんとに成長したね。しんみり。一緒に勉強してきたみんなにもありがとう。