夏休み恒例となった理系プロジェクトの研究室訪問についてのご報告です。今年は夏休み中に3つの大学研究室に行って参りました。

<北里大学>

看護・医療系に興味のある生徒を対象とした看護学部のツアーです。 以下のような企画を特別に実施して頂けました。

・学生によるキャンパスツアー&食堂体験

・職員による学校紹介

・看護学部の学生による学部紹介&質問コーナー

・看護学部の施設見学&模擬講義

実際に学生とみっちり話をする機会は大変貴重であり, 生徒達は積極的に質問をしていました。 看護に対する熱い思いをさらに強いものにした生徒もいれば, 実習の厳しさが想像以上のもので驚きを隠せない生徒もいました。

いずれにしても,大変貴重で良い体験ができたようです。

[生徒の感想]

・看護師だけでなく,医師や獣医など他の学部と交流できるのが良いなと思いました。

・質問コーナーでは聞きたかった事を丁寧に答けて,すごくいい機会でした。学生さんからのお話はとても刺激になりました。私も目標に向かって頑張ろうと思いました。

・北里大学病院に今勤めている看護師さん達の研修風景を実際に見ることができ,格好良かったです。

・大学を選んだ理由を聞いたとき,それぞれちゃんとした理由があってすごく納得しました。私も大学を選んだ理由を聞かれたときに,ちゃんとした理由を答えられるように選びたいと思いました。

 

<東京薬科大学>

薬学に興味のある生徒を対象としたツアーです。 以下のような企画を特別に実施して頂けました。

・高校生向けにアレンジされた実験、自習

・施設見学(研究室見学)

・食堂体験

翠陵生のために特別な実験までしていただきました。実験を通してくすりの構造やはたらきを学習することができました。聞いたことのある身近な薬を使用したので、生徒は副作用などに驚きや不思議さを感じたことでしょう。実習では軟膏の容器詰めを体験し、薬剤師としての作業を実際に体験することができ、非常に貴重な体験となりました。[生徒の感想]

・実験を通して薬の構造やはたらきについて詳しく知ることができたのでとてもおもしろかったです。

・正しい手洗いの方法を丁寧に教えてもらってよかったです。

・今から理系科目の勉強をもっとしっかりやっていきたいと思いました。

・人の命にかかわるような大事な仕事を責任を持って行う、しっかりとした薬剤師になりたいと思いました。

 

<慶應義塾大学>

理工学部の見学ツアーに行って来ました。 実施内容は以下の通りです。

・主に1・2年生が学ぶ日吉キャンパスの見学&食堂体験

・研究室や実験室の見学(機械工学科)

・学生による研究内容の実演と体験会(システムデザイン工学科)

・栗田教授による確率論の模擬講義(管理工学科)

どれも普段は決して体験できないことであり,生徒達は様々なよい刺激を受けたようです。 栗田教授からは,ご専門の話だけでなく学ぶことの面白さや科目の枠にとらわれない勉強の必要性なども熱く語って頂くことができました。

[生徒の感想]

・今まで確率の分野があまり好きではなかったけれど,今回の栗田先生の講義を聴いて  確率は奥が深く,調べれば調べるほど面白く,一方で怖い面を持っていてとても興味がわきました。

・とても貴重な体験をすることができ,色々な研究室を見て色々な人の考えを知ることが  できたため,自分の考えが広がったと思いました。

・進路選択の手がかりになったので,また参加したいです。大学生もとても優しく,  丁寧に質問に答えてくれました。

 

今年は東京理科大学にも訪問する予定です。そちらはまた追ってご報告いたします。

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