女子サッカー部の高1,2年生と中2の部員たちが9月30日~10月3日にかけて、10年以上親交が続いている富山県の高岡商業高校に遠征しました。
今回の遠征の目標としては、サッカーを通して人間力を育てるという部活の方針から『自己を振り返る』を掲げました。
というのは、期間中、部員たちは高岡商業の部員のみなさんのご家庭にホームステイさせていただいており、友情を育むことだけでなく、ホームステイを通して自分の足りないところは何かを振り返ることができる絶好の機会となると考えたからです。

部員たちの感想文から一部抜粋しましたのでご覧ください。
 「自分は今年の夏にカナダでホームステイし、秋には北海道でファームステイを経験しましたが、今回の富山遠征では今までになく、どこか違う、人のつながりの大切さを学ばせていただきました。これも受け入れをしてくださったご家族の皆様のおかげです。また、人に感謝する気持ちを今まで以上に大切に思うことができました。」
 「今回はこのような機会を作ってくださり、本当にありがとうございました。初日に行った五箇山では普段体験できない和紙作りや神奈川では決して見られない合掌造りの家を見られて、とても貴重な体験ができてよかったです。一緒にサッカーでできて、自分たちに足りないもの、まねすべきところが見つけられ刺激を受けました。(中略)最終日に、家族のみなさんとお別れするのはとても悲しかったです。冬休みにお互いの成長を見せることができるように楽しみにしております」
 「いつも自分の家で普通に過ごしていて、それが当たり前になっていました。ホームステイをして手伝いをして自分の家にいるばかりでは気付けないことに気付くことができました。本当にありがとうございました」
「2日目の朝食に出てきたとろろこんぶが美味しかったです。自分自身の課題も見つかり、また家族の有難みを改めて実感することができました」

このような高岡への遠征は今回で6回目になります。遠くの地でサッカーを頑張っている仲間の生活環境(中には船を登下校で使う家庭もありました)、練習環境(冬は雪の上でサッカーをやることもあるそうです)を目の当たりにした本校女子サッカー部は、今回の遠征を通して一人の人間として成長するきっかけが多々あったように思います。今後に期待したいと思います。

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