高2の家庭科の調理実習では、味噌を作ります。
手順は普通の味噌を仕込む時のように、大豆をゆでてつぶし、塩・麹と混ぜます。
もちろん、カビが生えないように道具は熱湯消毒します。
そのあと、普通は樽や甕に詰めて熟成させるのですが、ここで予想を裏切るものが登場。
それはジッパー式の密閉ビニール袋です。
この内側をアルコールスプレーし、空気を抜くようにしっかり味噌を詰めるのです。
家庭科の先生によると、空気に触れることが少ないので、カビの発生もかなり抑えられるのだそうです。
春に仕込んだ味噌は夏を越え、秋になったら食べ頃です。
秋の調理実習では、豚汁をはじめ、サバの味噌煮も作ります。
また翠陵祭でも販売していますので、おいしい手作り味噌を味わってみてはいかがでしょうか。