オーストラリア海外教育研修の仕上げです。入学時より準備し、中2の時から受けてきた国際コミュニケーション研修の最終回になります。まずは各自オーストラリアでよかったことを発表します。「モーニングティ(午前中のおやつ時間)があったこと」「ホストファミリーが温かかったこと」「家が広かった」などたくさん。次には驚いたことを発表します。「シャワーが4分間しか使えなかった」「食事が肉ばかりだった」「家の中はずっと靴だった」などこれまたたくさんありました。
大切なことは、驚きを受け入れること、その理由を理解すること。オーストラリア研修は、いままで生きてきた中での常識・経験とは全く違う体験の連続でもありました。それを自らのもととして受け入れることがさらなる国際理解、そしてコミュニケーションにつながっていきます。それはまるでトリックアート(だまし絵)のよう。見えているものの先入観にとらわれると、それ以上の可能性を自ら閉ざしてしまうことになります。そのメッセージを先生からいただき、国際コミュニケーション研修のまとめとまりました。



これから続く翠陵生活、そしてさらなる人生の貴重な経験となるよう、生徒たちが各自よいまとめをしてくれることを願います。