翠陵の周囲は色づいたさまざまな木々に彩られて、私たちに四季の美しさを感じさせてくれています。たとえばこんな風に……

・紅葉はたくさんの色がある。赤・オレンジ・黄、言い表せない色もある。それは、人間の心を表しているようだ。

・赤、オレンジ、黄色、緑…いろいろな色が空という画用紙の上で、それぞれの絵の具の美しさを表現している。

・翠陵の紅葉には、人間味を感じさせる様々な木々の織りなす風景がある。計算しつくされたような美しさよりも、自然に色々な木々が共生して創りだす翠陵の紅葉はとても素晴らしい。

・朝日のような希望に満ちた色、夕日のような少し悲しい色。この木々たちは、今にも泣きだしそうな空からの、希望の光を待っているのだろうか。それとも悲しくも美しい滴を待ち望んでいるのだろうか。

・秋の気配がする。人の気持ちは紅葉のようだ。紅葉たちはそれぞれ異なった色をしている。それはまるで、自分らしく静かに自分を主張していいと諭してくれているみたいだ。秋は何か変わろうとする季節。変わる気持ち。だけど、人には譲れない何かを持てと見守ってくれる秋。

お題は「窓から見える風景」。高校2年生の作品です。
美しい紅葉を見ながら、もの思う秋
…もちろん食欲の秋、の人も。

・スーパーマーケットの野菜売り場に見える。ニンジンやさつまいも、かぼちゃにトマト。赤とオレンジの黄色の炎が揺らぐキッチンのコンロにも…。

・おなかの空いた4時間目に見ると、紅葉が食べ物に見えてくる。銀杏はカール、紅い葉はカラムーチョに見え、その周りにはブロッコリーが。翠陵の森はごちそうだ。

ページ
TOP