アイセックジャパンのインターンシッププログラムで、ルワンダに7週間ほど滞在した現役大学生に来ていただき、ルワンダでの体験とその国の事情についてお話をしていただきました。
ルワンダ内戦に関与して、すでに英語の授業で、難民救済のために働いた緒方貞子さんを扱っていたので、生徒たちはそのイメージを強く持っての聴講となりました。

内戦後のルワンダはいまだに水や電気などのインフラが未発達で、そのためにシャワーを浴びるのに苦労した話や、レストランで冷蔵庫が機能しておらず、腐った肉を店に出そうとしている店主に対して、衛生員として腐った肉を捨てるように指導した話など、エピソードの一つひとつが非常にショッキングなものでした。

・学習環境が整えられているところで学ぶものよりも、現地で行ってみて手探りの方が学べるものがあると感じさせられました。
・自分で何かをやろうとして、日本の企業と交渉し、手洗い指導と「おにぎり教室」を開くという、行動力がすごいと思いました。
・日本がどれだけ発達しているか、涙が出るほど実感しました。

今回の話は、有名大学の学生の話ということもあり、生徒の学習意欲や職業観にも少なからず影響を与えたようです。

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