こんにちは。梅雨前線による大雨のために、純心学園では土曜日実施予定のスポーツ大会は延期、休校になりました。皆様の地域では、大雨の影響はございましたか？

さて、オープンキャンパスまであと１２日です。今日は茶道部の様子をお伝えいたします。

オープンキャンパスでは、皆様に、最も基本的で、だれにでもすぐにできるやさしい作法と、「おもてなし」の心を茶道部員とご一緒に体験していただきたいと思っています。そのために、部員一同、目下お稽古に励んでおります。まだまだぎこちない動きの部員も多いのですが、皆様がお出で下さるまでに、少しでも上達できますよう頑張っています。お菓子も用意し、皆様と純心生とのひと時の交流を、ともに楽しんでいただければと願っております。

純心の茶道部の流派は江戸千家です。皆様もよくご存知の千利休の流れを汲む川上不白によって、江戸時代に広められた、２５０年ほどの歴史を持つ流派です。不白の「平常心是茶」という言葉に表れていますように、日常の行住坐臥、普段の生活の中にこそ真理がある、という考えに基づいた作法を純心でも習っております。

作法は何のためにあるのでしょう。相手を敬い、相手と共にするかけがえのないひと時を、お互いに大切に過ごすための拠りどころとするためのものです。そのために必要な振る舞い方、心の持ちようを表すものとして作られ、磨かれてきたものです。

そこでまず、形から入りますが、「おもてなし」の心は、その中に含まれる精神の一つといえます。純心の茶道部で行われているお稽古も、まず、形を学び練習を繰り返し、身につけてゆきますが、決して難しいものではなく、分かりやすく、だれにでも親しんでいただけるのが特色です。

部員一同「おもてなし」の心を大切にしながら、皆様のお出でを楽しみにお待ちしております。どうぞ、お気軽にいらして下さい。

　　　

＜先生のご指導の下、美しい所作を練習中の部員たち＞

《オープンキャンパス2014》の詳細は「トップページ＞ピックアップ純心」 よりご確認下さい。

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