会期 令和4年2月26日(土)〜3月11日(金)

※日曜日、祝日は休館日

時間 9:00〜15:00

土曜日は11時までに事務で受付をしてください。それ以降に来館希望の方は045-581-0063(美術科)までお電話ください。

場所 音楽堂1階ギャラリー

作品展示者 荻野涼 加藤絵渚 丸子莉音

展示作品 荻野涼2点 加藤絵渚2点 丸子莉音2点

立体、平面、グッズなど

「トリカエル展 荻野涼 加藤絵渚 丸子莉音 3人展」は今年度デザイン美術コースを3月に卒業した生徒、荻野涼 加藤絵渚 丸子莉音さんが美術界に船出するはなむけの展示会です。3人はデザイン美術コースで出会い仲良しでライバルとして3年間切磋琢磨してきました。三者三様の橘学苑での成長が展示で見ることができます。

卒業後の進路

荻野涼 多摩美術大学 環境デザイン学科

加藤絵渚 女子美術大学 デザイン工芸学科 工芸専攻

丸子莉音 デザイン工芸学科 ヴィジュアルデザイン専攻

卒業後、さまざまな指導者から学び、更なるライバルたちと出会い、成長することを祈っています。3人の美術界への新たな冒険が始まります。

橘学苑 美術科教員 一同

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2月19日土曜日に、中学部で創造発表会が行われました。創造発表会とは、「生命の貴さを自覚し、明日の社会を築く喜びを人々とともにしよう」という学苑の創立精神に基づいた創造の授業や学苑生活で学んだことを、クラスごとに発表を行うものです。
発表に向けての準備そして実践を通して、生徒たちはこの1年間の創造(総合的な学習の時間)の学習と学苑生活を振り返り、自分自身の成長を自覚する良い機会にしました。しかし残念だったのは、今年度も感染症拡大予防の為、保護者の方に直接見ていただくことは出来ませんでした。
・1年生は、ネイチャーイン活動の1年間の取り組みをテーマとした発表を行いました。毎年訪れているアグリネイチャー飯島で実際に見て、聞いて、触れて、感じた様々なネイチャーイン活動から、具体的に調べる内容を決めて、紹介(気候・水・環境、生物・観光)を行いました。実体験したことと合わせて紹介していて、とても説得力がありました。

・2年生は、日本の文化についての発表を「妖怪」を題材に、一人ずつ行いました。それぞれの妖怪には出没する土地柄や、その地域に住む人々の生活や土着の文化と深いかかわりがあります。一人一種類ずつの「妖怪」を調べ、昔の人々の暮らしや願いについて考えるだけでなく、現代のデータを元に考察するなどの工夫もし、教員も初めて知るような土地と文化に気づかされるなど、完成度の高いものとなりました。

・3年生は、世界遺産をテーマに発表をしました。グループごとにミニチュアを制作し、それがどこの国にあって、どのような背景で世界遺産に登録されたのかを調べました(エッフェル塔、ジャンタル・マンタル、ピラミッド、ストーンヘンジ、コルコバードの丘(キリスト像)、オーストラリアの囚人遺跡群、自由の女神、カルスト地形)。原稿を見ず、堂々と発表をしている姿はさすが3年生と思える姿でした。

1年生の発表 観光についての発表 2年生の様子 河童の妖怪についての発表 3年生の発表 囚人遺跡群についての発表

令和3年度 美術科教師作品展

会期 令和4年2月15日(火)~22日(火)日曜日は休み

時間 9:00~15:00

会場 音楽堂1階ギャラリー

作品展示者 平町 公 菅原義郎 齊藤里於 新田 綾

展示作品 絵画と立体作品、映像等

主催 橘学苑高等学校美術科

見学希望の方は、本館2号館1階 事務室にて手続きをお願いいたします。

※土曜日に見学希望の方は、11時半までに事務室までお越しください。

また、11時半以降に鑑賞希望の方は、美術科教員の直通電話045-581-0561までお願いいたします。

美術科教師作品展は美術科の教師がどのような経緯で作品を作っていくのかを紹介する展覧会です。美術科の教師は日々の授業で行なう指導を大切にしています。子ども時代に美術を志して学んだ美術大学での学習や制作を通して学んだ内容をどのように作品に昇華させているのか、紹介する機会を作りたいと考えました。様々な指導者に学び、様々なライバルに出会ってきました。そんな経験が美術科の学習や生活指導に顔をのぞかせていると思います。

橘学苑の4人の美術科の教師は美術の面白がり方、課題の克服の仕方、発表の緊張感などを先に学んだ経験を皆さんと話せる機会になればいいなと思っています。さあ、みなさん勇気を出して、美術科の教師に話しかけてみましょう。

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『ラウンジ半地下 プロと対決ギャラリー』に於いて、デザイン美術コース3年H組高橋隆平個展を行なっています。青年と現代社会との関わりや諸問題をテーマに、色面のレイヤーを複数層重ねて、遠近感や作品の本質を強調する手法で描かれています。
『ラウンジ半地下 プロと対決ギャラリー』では、外西俊一郎校長先生の御友人から橘学苑に寄贈していただいた、森正元画伯(1912~2002)の「伊豆風景」、「大漁船」を通常展示し、その下のスペースを自由展示として設けています。よって、この会場はプロと力試し(対決)をする展示スペースでもあり、個展・グループ展の開催を生徒に呼びかけて企画展示しています。

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デザイン美術コース1年H組が手掛けた油彩自画像を展示しました。
デザイン美術コースに入学して10か月経ちました。これまでの美術を学んだ手ごたえと、これからの自分の進路を考えながら、手に何か持っていることを条件に自画像を制作しました。

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1月25日、デザイン美術コース1年生は5、6時間目にコース主催の湘南美術学院予備校の先生方による芸大・美大の進路ガイダンスを行いました。東京芸術大学に入るためにはどれくらい努力をしなくてはならないのか、芸大美大とはどんなところで、卒業後どのような職業についているのか、生徒たちは真剣に話を聞き、自身の夢に期待を膨らませる一方で、日々の授業課題への取り組みや、作品と重ね合わせ、約2年後にやってくる受験までの準備時間、学校生活の過ごし方などを考えているようでした。将来の自分をイメージするだけでなく、その為にやらなければならない事が見えてきたような、とても良いガイダンスでした。

ガイダンス2 ガイダンス3

デザイン美術コース「第16期生 卒業作品展」(学内展示)講評会

デザイン美術コース3年生は1月11日~17日まで本校の2号館1階、地下1階で「第16期生 卒業作品展」を開催しました。
1月17日の展示最終日は東京造形大学の教授を招待し、3年H組だけで講評会を行い、教授の方々には卒業生の出展作品を一点一点丁寧に見ていただきました。東京造形大学からは、美術に絵画専攻領域の近藤昌美教授、デザインにはインダストリアルデザイン専攻領域の中林鉄太郎教授に講評して頂きました。
プロフェッショナルとして前線で活躍されている教授たちを前に、自分の今出せる力や、3年間の答えを見てもらうという、10代ではなかなか体験できないような貴重な時間を通して、生徒たちは更なる制作表現への目標や課題が見つかり、様々な思いを巡らせていました。講評会の最後、32名の中でももっとも優秀な作品を発表した生徒へ、東京造形大学から表彰頂きました。
東京造形大学学長賞 濱崎 晴菜
卒業作品Ⅰ「Ⅰ」
ゲームのアートディレクション
卒業作品Ⅱ「追憶の旅路へ」
ライトノベルのアートディレクション

受賞理由
それぞれ「旅」というキーワードから展開された作品である。ゲームの世界観やライトノベルのストーリー、コマーシャル、グッズデザインなどをアートディレクションとして纏め、細部までこだわり抜かれている。「作ること」「考えること」「伝えること」の必要な要素もバランスよくとれている。
卒業作品Ⅰと卒業作品Ⅱで企画は違うが、自分が定めたテーマを表現していくプロセスにおいて多角的な視点から1つの作品を作りきった力を評価した。
(評価 東京造形大学 造形学部 インダストリアルデザイン専攻領域 中林鉄太郎教授)

橘学苑高等学校優秀賞 桃井 隆多
卒業作品Ⅰ「はじめてのさよなら。」映像 4分58秒
受賞理由

卒業作品Ⅰは、実写と抽象的な映像コラージュが組み合わさった作品で、コロナ禍の今をモチーフに表現している。スキルを丁寧に使っていた部分を評価した。前半は曲のミュージックビデオという印象が強かったが、後半からはフラクタルなどから疾走感が出てきた。自身の青春を表したと言っていたが、他者はもっと別な意味で造形の面白さとしても見ることができる。次の時代を切り開くような上昇感を見せてこそクリエイターの仕事である。
(評価 東京造形大学 造形学部 絵画専攻領域 近藤昌美教授)

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