ごきげんよう。

本日も先生インタビューをお届けします! さっそく参りましょう!

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山田先生(生物)
「やるからにはちゃんとやりたい」そんな性格だった

広報:ごきげんよう! よろしくお願いいたします。

山田先生:はい、よろしくお願いします。

広報:さっそく、自己紹介をお願いいたします!

山田先生:はい、山田です。教科は理科を教えていて、専門は生物です。

広報:中学、高校のときはどんな生徒でしたか?

山田先生:中学生のときは茶道部と、中2からはバドミントン部にも所属していました。バドミントンは週6日練習がありました。すごく強いわけではないですけど、続けていましたね。勉強は……嫌いではなかったですね。でも生物より数学のほうが好きでした。小学生のときから理系タイプで、小学生のころは算数が好きだったし、中学に上がってもやっぱり数学が好きでした。でも、高校に上がったら数学よりも理科のほうが楽しいかな、と思うようになりました。あと「先生になりたい」というのも小さいころからの夢のひとつでしたね。

広報:「先生になりたい」と思うようになった、きっかけというのは何でしょう?

山田先生:やっぱり、家族以外の“大人”と言ったら、幼稚園の頃なら“幼稚園の先生”とかで。身近にいて、「将来何になりたいか」というのにも、イメージしやすい職業として当てはまった、というのがあると思います。中学生、高校生になっても変わらず思っていたので、「やっぱり先生なのかな」と。大学になってからは研究職にも興味がありましたね。教育学部に入ったんですけど、きちんと“研究”がしたくて。研究対象を決めたのも、“しっかり研究をしている教室”を選んだら流れで決まりました。

広報:何を研究することになったんですか?

山田先生:昆虫分類学です。

広報:昆虫分類学ですか?!

山田先生:はい(笑)昆虫を採ってきて標本にしたり、どこの地域にどんな昆虫がどれくらいいるのかデータを取ったり。昆虫にもいろいろなグループがあるのでそのグループ分けだったりだとか、まだ名前の付いていない昆虫についてそれを“再検討”したりだとか。“再検討”っていうのは、分類学上のやり直しで、世界各地の、「もしかしたらあそこにいるのと同じかもしれない」って考えて文献を読んだり、比較したりして特定する。地道な作業をしていましたね。私が研究していたのは「ヨコバイ」っていうグループで、そのなかでももっと小さなグループを扱っていました。セミに近いんですけど、セミじゃない、そんなグループです。その分類の再検討をしていました。授業ではあんまり昆虫メインの時間はないんですけど(笑)でも分類学に入ったら、「名前はこうやって付けられていますよ」って説明はします。

広報:“調べる”ことが好きだったんですか?

山田先生:調べるのが好きっていうよりは、“やるならちゃんとやりたい”って思ってました。高校3年生のときの生物の授業で「課題研究」っていうのがあったんです。それはグループで自分たちでテーマを決めて、研究をして、スライドをつくって発表するっていうもので。っていっても当時のスライドは、瀧野川の生徒たちが使っているKeynoteとは違って写真ですけど(笑)OHPシートですね(笑)でも、それに結構ちゃんと取り組んだっていうのが大きかったですね。

広報:そのときは何を研究したんですか?

山田先生:そのときは4人で、『メダカの尾ひれの再生実験』をやりました(笑)メダカって、尾ひれは再生できるんですよ。そのときの再生の仕方、骨の再生の方向とかを調べました。ちょっと専門的でしたけど、当時の先生がそういったことをやらせてくれましたね。

 

できるだけ「本物」「実物」を見せるようにしている

広報:瀧野川の生徒の印象はどうですか?

山田先生:人懐っこいような気もするし、人あたりがいいというか。最初の頃に人見知りしていたとしても、慣れてくると、授業のなかでも自分から発言してくれますね。あと、どんなことでも一生懸命取り組みますね、みんな。まじめです。「やらない」みたいな人はいないんじゃないかな、と思いますね。先生に対してもちゃんと受け答えしますね。

広報:授業ではどんなところにポイントを置いていますか?

山田先生:「本物」を見せられるものについては、「本物」を見せたいと思っていますね。植物のところだったら、例えば無性生殖についてわかる植物をもってきたりして、「これが新しい個体だよ」と見せたりだとか。実物がなかったら映像とかになりますけど、やっぱり実物を見せたいなと思っていますね。

広報:実物を見ると、より記憶にも残りますもんね。

 

「やりたい」と思ったことにチャレンジできる

広報:では最後に、受験生にメッセージをお願いします。

山田先生:「やりたいな」って思ったことは、おそらく何でもできるようになっている学校だと思います。なので、ぜひ入学したらいろんなことにチャレンジしてもらいたいな、と思います。楽しみにしていてください。

広報:山田先生、ありがとうございました!

 

ちなみに今はまっているのは、お子さんと料理をすることだそうです。

次回はどんな先生が登場するでしょうか? お楽しみに!
〜受験生へご案内〜

【中高一貫コース入試チャレンジ】対象:小学6年生
○開催日時:11月7日(土)13:30〜
○内容:入試チャレンジ(2科もしくは4科)、保護者対象学校説明会
○感染症対策のため、人数制限を行なっております。要予約となります。
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【高等学校説明会&個別相談会】対象:中学1〜3年生

○開催日時:11月7日(土)13:30〜
○内容:全体説明会、授業体験、個別相談会
○感染症対策のため、人数制限を行なっております。要予約となります。

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