ごきげんよう。
今日は年内最後となる、中学受験生を対象とした学校説明会を開催しました。全体説明会の他に、普段の瀧野川女子学園での授業と同じ「黒板の無い教室」でのiPadを使った授業を体験していただきました。
また、小学6年生には入試のポイントをお伝えする「虎の巻」を開催しました。
<学校説明会>
2010年より教育のICT化に取り組み、校訓の「剛(つよ)く、正しく、明るく」に込めた創立者の思いを、最新の技術を用いて教育の形に変えています。
学校独自に取り組む必修科目「創造性教育」では、段階的に6年かけて、真に社会で活躍貢献するための“創造性”と“起業家精神”を育みます。ここでは1〜3年次の概要をご紹介します。
1年次にはデザイン思考を用いながら、“だれにとって”“どんな街”が良いか、クラスのみんなとアイディアを出しながら、理想の街を創造し、ジオラマにして発表します。“理想の街”という思いを“ジオラマ”という形にすることで、分かりやすく人に伝えることができます。
2年次には人を喜ばせるための大道芸ロボットを製作します。1年次から学校独自の必修科目として、プログラミングなどを学ぶ情報の授業があります。そこで学んだ知識を活かし、プログラムを自分たちで組みながらロボットを作り、日本機械学会主催のロボットコンテストに挑みます。2015年度には工学系の大学生チームを破り、準優勝に輝きました。
3年次には自分の好きなことに、1年間徹底的に取り組み研究します。興味のあることを入口に、科学や学問に繋げ、専門科目の先生に指導してもらいながら調べていきます。そして学年の終わりにはみんなの前でプレゼンします。
また、校外学習にも創立時より力を入れており、自然や文化について体験的に学んでいきます。そして先生や仲間と一緒に体験する中で、創造性の源となる豊かな心を育みます。
2学期が終わったタイミングで、全校生徒に授業評価アンケートを実施しました。その結果、中学全体で最も満足度が高かったのが、英語の授業でした。
国際社会で活躍するために“使える英語”を育む、英語教育にも力を入れています。
6名いるネイティブ教師は平日の朝から放課後まで学校にいて、ホームルームや掃除の時間にも参加します。日常的に英語を話す機会が多くあり、授業以外の場面での会話を英語で表現する力が自然と身についていきます。また、4名のネイティブ教師は英語教育の特別免許を持っているため、ALTとしてではなく、英語教師として授業を受け持つことができます。このことで、日本人の先生の分かりやすい授業で基本を身につけた上で、ネイティブの先生によるオールイングリッシュの授業で英語力を鍛えることができます。
<授業体験>
iPadを使った家庭科の授業を体験していただきました。
ノートにペンで書き込むのと同じ感覚で、iPadにApplepencilを使って書いていくので、初めて使う方でも簡単に扱うことができます。
授業では、毎日の食事についてや献立の作成、正しい配膳について考えながら、iPadに記入したり図を移動したりなど、基本的な操作を体験していただきました。
<虎の巻>




虎の巻では国語・算数・理科・社会について、出題形式や配点、減点になりやすいポイントについて説明し、練習問題に挑戦していただきました。次回、1月9日(土)の学校説明会でも虎の巻を開催しますので、ぜひ参加いただければと思います。【ご予約はこちら】