ごきげんよう。
本日も数学科の先生です。さっそくお話を聞いてみましょう!
松本先生(数学)
クラシックもロックもジャズも。とにかく音楽が好き!
広報:ごきげんよう。よろしくお願いいたします!
松本先生:よろしくお願いします。
広報:ではさっそく自己紹介をお願いします。
松本先生:松本です。教科は数学で、中学2年と、高校1・2年を担当しています。あとは、軽音楽研究部の顧問をしています。
広報:軽音楽部では何か、先生も弾いたりしているんですか?
松本先生:いまは何か楽器をやっているわけではないんですけど、3歳~大学を卒業するまでピアノをしていました。もともと手に持病があって、そのリハビリのためにやっていたというのもありますけど、音楽自体がすごく好きなので続けていましたね。
広報:どんな音楽がお好きなんですか?
松本先生:どのジャンルも好きですね。ピアノを習っていたのでクラシックから聴きはじめたんですけど、最近は軽音楽部の顧問をしていることもあってロックも聴きますし、ジャズも好きです。アイドルの曲も聴きますね。
広報:守備範囲が広い!(笑)
「その時にしかできないことは、その時にしょう」
広報:先生は中学・高校時代、どんな生徒でしたか?
松本先生:私は中高一貫の女子校に通っていたんですけど、中学のときは部活を楽しくやっていましたね。音楽部で、メインは合唱とハンドベルでした。そのほかの楽器もやっていましたね。高校は音楽部が合唱部になってしまったので、やめました(笑)習い事もたくさんしていたので……習い事と勉強、って感じでした。
広報:習い事は何をしていたんですか?
松本先生:ピアノと、書道と、あと英会話ですね。結構忙しかったですね。本当は軽音楽部に入りたかったんですけど、親に反対されてしまって(笑)「新しい楽器よりもいままで続けてきたピアノをがんばりなさい」「やるなら何か一つ極めたほうがいいんじゃない?」と。いま思えば新しいことをする時間はなかったかもしれないな、と(笑)
広報:なるほど……勉強のほうはどうでしたか?
松本先生:勉強は、すごいできる生徒とかではなかったですね。数学は、わりと計算とかが得意ではあったんですけど、目立つような生徒ではなかったですね。
広報:数学の先生になろうと思ったきっかけは何だったんでしょう?
松本先生:もともと、“いろんなことに挑戦したい欲”があって。「その時にしかできないことは、その時にしよう」って思っていたんですね。で、いろいろやってみてたんですけど、いろいろなことに興味がありすぎて、高校生になっても一つに絞り切れていなかったんです。でも、そのなかで“やってみたいな”“気になるな”っていうものが理系に多かったので、理系に進みました。なので、教師という職業には憧れはありましたけど、高校生の頃はまだいくつか興味のある職業の一つ、でしたね。でも進路を考えたときに、やっぱり大学は数学の方向に進もうってなって、「教師になろう」という気持ちが明確になりました。
広報:“数学をやっていこう”と決めた、きっかけはなんだったんでしょう?
松本先生:私、結構ノートをまとめるのが好きで(笑)高校時代、数学のノートを「わからないところがあるから見せて」と友人に言われて見せたときに、「すごくわかりやすい!」って褒めてもらったんです。それがきっかけだったのかもしれません。私のノートを見たことでわからなかったところがわかったって言ってもらえて、すごく嬉しかったんですよね。
数学は“文章を読む”ことが大切になる
広報:瀧野川の生徒の印象はどうでしょうか?
松本先生:心が優しい生徒が多いですね。あと、みんな“内に秘めているもの”がある。それを表に出せる生徒ももちろんいるんですけど、それが上手くいかない生徒も、みんな何かしら「これが好き!」っていうものがあるように思います。まだまだ自信をもって「好き!」って言えていないっていうのかな。
広報:授業ではどうですか?
松本先生:“一生懸命聞こう”って気持ちは伝わってきますね。でもやはり、数学は苦手な生徒が多いですね(笑)
広報:私も苦手でした……(笑)
松本先生:なので、授業ではスライドの作り方を工夫しています。数学は“計算が大変”ってイメージあると思うんですけど、実は“文章を読んでそこから計算をしていく”のが数学なんですね。なので、数学が苦手な生徒にとっては、その“文章から何の公式を使って問題を解けばいいのか考える”というのが難しいんだと思うんです。
広報:なるほど……。
松本先生:なので、「この文章からはこんな式を考えるんだよ」って、例えば色分けしたりして示したり。“教科書や問題集の解答が読めない”っていうのは、そういうのは結構途中式が省略されていたりするので、省略されているところを補って説明したりしています。“こういう文章で書かれていたらこう”とかって、書かれている文章によって計算にもパターンがあるので、それを覚えられるように、課題も工夫して作っていますね。“どうしてこの式を使うのか”ってところまで、ちゃんと説明もするようにしています。
勇気を出して、一歩踏み出してみてほしい
広報:では最後に、受験生にメッセージをお願いします。
松本先生:「その時にしかできないこと」「この時だからできること」って人生のうちでいっぱいあると思うんですね。なので、それを「やりたい!」って思ったときに挑戦する勇気を持ってほしいです。瀧野川女子学園は、「やってみたい!」と勇気を出して、声に出してもらえれば、挑戦できる環境は整っていると思うので、まだまだ勇気が持てていない生徒さんも、ぜひチャレンジしてほしいなって思います。“一歩踏み出す勇気”を持って進んでもらうと、また違った自分に会えたりするかな、と思います。
広報:先生自身も瀧野川と同じように、女子校の出身です。
松本先生:そうですね。女子校の良さと言えば、みんないろいろな趣味を持っていると思うんですけど、そうした“自分とは違う趣味”を持った人にも寛容な環境なのかな、と思いますね。私は大学も女子大だったんですけど、加えて職場も女子校なんですけど(笑)振り返ってみたときに、それがすごく居心地がよかったですね。それぞれに好きなものがあって、みんなそれぞれそれに一直線なので、否定されるようなことはないですね。みんな、相手の好きなものに対して寛容です。
広報:好きなもの・ことについて安心して話せるって、いいですね。松本先生、ありがとうございました!
次回はどんな先生が登場するでしょうか?
これまでの先生インタビューもぜひご覧ください!
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詳しくはこちらのページをご確認ください。
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○感染症対策のため、人数制限を行なっております。要予約となります。
詳しくはこちらのページをご確認ください。
【高等学校説明会&個別相談会】対象:中学1〜3年生
○開催日時:11月14日(土)13:30〜
○内容:全体説明会、授業体験、個別相談会
○感染症対策のため、人数制限を行なっております。要予約となります。
詳しくはこちらのページをご確認ください。