ごきげんよう。

瀧野川女子学園の部活動を支えてくださっている各部のコーチ。そのコーチ陣をご紹介!

今回はテニス部の井田コーチにお話を伺いました!テニスで勝つために必要な、精神、身体、戦略について、多角的に指導いただいています。

◯ご経歴を教えてください。

神宮外苑テニススクールでの指導を合わせると、指導歴10年、瀧野川女子学園での指導は7年目になります。中高生は発達段階なので、怪我が少ないようなフォームなど、基礎の部分を段階を追って教えています。

 

◯オンライン期間中はどのような内容に取り組みましたか。

テニスでの怪我を予防するための、知識の部分を考える時間にしたり、コートに戻ったときにスムーズに入れるよう、筋トレに取り組んだりしました。テニスは下半身の動きが大事なので、走った後止まる時に必要な筋肉を鍛えたり、思った通りに体を動かせるようになるためのトレーニングをしたり。あとはGoogle Meetを使っているので、リアルタイムにフォームチェックできたことは大きかったですね。

他にはメンタルトレーニングも行いました。自分がどんな時に弱くなるのかをチェックするのですが、毎年どこかしらのタイミングで行っていて、振り返りも含めて大会後にやることが多いのですが、今回はオンラインの機会にやりました。

 

◯本校の特徴はどんなところにあると感じますか。

少人数でコーチとマンツーマンに近い指導ができることです。弱点克服など、課題対策がしやすいです。コーチともコミュニケーション取りながら、手厚い指導が受けられるのは良い環境だと思います。あとは中学から硬式テニスができることですね。都内でも少ないので。

 

◯指導する上で、テニス部にはどんな生徒が多いと感じますか。

やる気があって、本気な子が多いですね。あとテニスが好きな子が多いです!“やらされてる”感が少ないので、思いっきりやりたい!という雰囲気があります。

 


この日はダブルス形式で練習。
ラリーを見てコーチは改善点をアドバイス。
生徒たちも真剣な表情で聞いています。

 

◯長い間ご指導いただいていますが、今後の方針ややってみたい取り組みはありますか。

iPadが一人一台ある環境を活かして、データをしっかりとって客観的に自分を見られるよう、分析することについてレクチャーしたいです。今は練習の時でも動画を撮って、フォームを確認したり、自分の得意を知って、不得意を使わないようにするなど、戦術に用いるようにしています。それをさらに発展させていきたいです。

 

2019年に改修した屋上校庭は、爽やかなブルーのサーフェスが一面に広がり、ナイター設備も整った3面のテニスコートでは、生き生きと練習に取り組むテニス部の姿が見られます。今後の活躍にも期待しています!

【テニス部公式ブログはこちら

 

次回はどんなコーチが登場するでしょうか? お楽しみに!

華道部コーチ紹介
箏曲部コーチ紹介
ダンス部コーチ紹介
チアダンス部コーチ紹介

 

〜中学受験生へご案内〜

【学校説明会】対象:小学4〜6年生
○開催日時:12月18日(土)13:30〜15:30
○第7世代の教育ICTを体験いただける授業体験もご用意!ぜひご参加ください。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

詳細はこちらからお願いします。

【授業評価型入試チャレンジ】対象:小学6年生
○開催日時:12月25日(土)9:00~12:00
○国語・算数の授業を受けていただき、授業内容に関連したテストに挑戦していただきます。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。

詳細はこちらからお願いします。

 

〜高校受験生へご案内〜

【学校説明会】対象:中学1〜3年生
○開催日時:12月11日(土)①9:00〜11:00 、②13:30〜15:30、③15:00〜17:00
○第7世代の教育ICTを体験いただける授業体験をご用意!生徒によるプレゼン発表も予定!ぜひご参加ください。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

詳細はこちらからお願いします。

ごきげんよう。

瀧野川女子学園の部活動を支えてくださっている各部のコーチ。そのコーチ陣をご紹介!

今回はチアダンス部の安部コーチにお話を伺いました。

チアダンス部顧問で、本校家庭科の教員である池辺先生と同じ社会人チームで、世界チャンピオンに輝いたご経歴をお持ちです!

◯ご経歴を教えてください。

6歳からジャズダンスを始め、高校の部活動で団体競技のチアダンスに出会いました。高校3年生で出場した最後の大会では、全国大会JAZZ部門3位に入賞し、高校の部活引退後は、社会人チアダンスチームに所属して活動を続けてきました。

ダンスのスキルやチームワークを学びながら世界一を目指して本格的に活動し、大学2年ではじめて日本代表チームとして選ばれ、フロリダで行われる世界大会に出場しました。その時、HIPHOP部門銀メダル、POM部門銀メダルを獲得し、2年後に再挑戦した世界大会でPOM部門金メダル、さらにその2年後に再度POM部門金メダルを獲得することができました。

現在は様々なダンスに挑戦しながら、高校の部活のコーチや社会人チーム内での指導、ヨガインストラクターなど幅広く活動しています。

 

◯他校でも指導されているとのことですが、本校の特徴はどんなところにあると感じますか。

中高一貫だから、6年間続けられる環境がありますよね。6年間あると基礎からしっかりとやって成長していくことができます。高校から入学した人が合流しても、中学からやっている子がいると、チームとしてベースができている状態なので、新しいことを一からではないのは大きいです。すでにクラブの雰囲気ができていることも大きいです。人数がいる方ができることも増えますし、人数がいると映える競技なので、みんなで魅せることができます。大会だと人数に合わせて部門が変わりますが、人数が多いと迫力もあるんですよ。

 


鏡ばりのダンスフロアで、振り付けをチェックする安部コーチ。
生徒は中高混ざって練習に励みます。

 

◯本校の生徒を指導する上で、どんな生徒が多いと感じますか。

素直な子が多いと思います。アドバイスするとすぐにやってみる。吸収しようとする意欲的な子が多いです。あと、例えば友達とギクシャクするようなことがあっても、それを隠さずに出すから指導もしやすいですし、友達同士の関係性が深いなと感じます。

 


顧問の池辺先生と共に全体の動きを確認。細かい動きの修正をアドバイス。

 

◯今年から本校でご指導いただいていますが、今後の方針や挑戦してみたい活動がありましたら教えてください。

みんなでどこを目指すのか目標を決めて、そこに向かって活動できたら良いなと思います。もし来春、今より人数がさらに増えたら、いろんなことにチャレンジできると思います。バリエーションも増やせますし、構成の中でフォーメーションで動いてみせたり、大きい動きでみせるものができたらおもしろそうです。

 

現在、日々のクラブの指導を行っていただくとともに、振り付けもしていただいています。コーチも加わりさらに強化したチアダンス部!今年のあかつき祭では「あかつき祭大賞」を受賞しました。今後の成長と活躍にも期待したいと思います。

「あかつき祭大賞」を受賞した、チアダンス部の公演パフォーマンス
次回はどんなコーチが登場するでしょうか? お楽しみに!

【華道部コーチ紹介】
【箏曲部コーチ紹介】
【ダンス部コーチ紹介】

 

〜中学受験生へご案内〜

【学校説明会】対象:小学4〜6年生
○開催日時:12月18日(土)13:30〜15:30
○第7世代の教育ICTを体験いただける授業体験もご用意!ぜひご参加ください。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

詳細はこちらからお願いします。

【授業評価型入試チャレンジ】対象:小学6年生
○開催日時:12月25日(土)9:00~12:00
○国語・算数の授業を受けていただき、授業内容に関連したテストに挑戦していただきます。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。

詳細はこちらからお願いします。

 

〜高校受験生へご案内〜

【学校説明会】対象:中学1〜3年生
○開催日時:12月11日(土)①9:00〜11:00 、②13:30〜15:30、③15:00〜17:00
○第7世代の教育ICTを体験いただける授業体験をご用意!生徒によるプレゼン発表も予定!ぜひご参加ください。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

詳細はこちらからお願いします。

ごきげんよう。

今日は日本大学(経済学部)に進学が決定した、特進コースのFさんに、進学先についてや、受験準備についてお話を聞きました。11月初旬に合格!

※12月3日現在の合格速報についてはこちらをご覧ください!

IMG_1519 (1)

 

★合格が決まった、率直な感想

広報:
ごきげんよう。まずは志望校に合格した、今の率直な気持ちを教えてください。
Fさん:未だに信じられません。私、出願期間ギリギリになって受験するって決めたので、バタバタしてしまって、先生方にも親にもたくさん迷惑をかけてしまったんです。受験も「当たって砕けろ!」という気持ちでいたので、一次試験を受けたあとは本当に自信がなかったですし、なので最後自分の番号を見つけた時は、もう……(言葉にならない)。

 

★進路選択・進学先の大学について

※瀧野川女子学園の進路指導についてはこちら!  
 ブログでも詳しくご紹介しています。(こちらをご覧ください)

 

広報:進路について、方向性を考え出したのはいつ頃ですか?
Fさん:正直、いつ考え出した、ということはなくて。でも高校1年生の頃から母に「○○大学はどう?」とかって言われてはいたんです。それで漠然と「そうなるのかな」って考えていたくらいでした。母が言っていたのは理系の大学で、私も理科は好きですし、研究も好きなのでそれでもよかったんですけど……でも、「私は本当は何がしたいんだろう」と思ってしまって。ちゃんと「やりたいこと」とか「将来のこと」とかが見えていなかったんです。
広報:そうだったんだ。
Fさん:それで三者面談の時に、先生に「あなたが最後だよ」って言われてしまって。最後だよっていうのは、進路を決めるのが本当に遅いっていうことなんですけど、それで真剣に考えだしたんです。そしたら、やりたいことがいっぱい浮かんできたんです。そしたら(母が勧めてくれた)○○大学ではないな、と思ったんです。
広報:なるほど。
Fさん:学業以外にもやってみたいことが多くて。それを考えたら「大学に通いながらいろんな経験ができる方がいい」と思うようになったんです。大学に通っている間にできることは全部して、その上で自分の将来を決めよう、と。
広報:たくさん悩んだんだね。
Fさん:はい。それで、いろんなことが幅広く学べる経済学部に進むことにしました。数学が得意だったので、それも活かせるなと。

 

※Fさんは11月上旬に日本大学(経済学部)への進学が決定

 

Fさん:日本大学の経済学部を選んだのは、日本一大きいって言われているので、たくさんの人と関わりが持てると考えたからです。いろんな人とコミュニケーションを取りたいって思って。それと、2年生からプログラムの選択ができるんです。なので、より専門的な知識も得られるかなと。あとは留学制度ですね。

 

★大学受験「総合型選抜」の準備について
 
広報:なるほど。Fさんは総合型選抜で受験しましたが、どんな準備をしてきたんですか?
Fさん:私は一次試験がエントリーシートが1000字、小論文が3000字だったんですけど、それを毎日毎日、先生が見てくださって。熱を出してしまって学校に行けなかった時も、オンラインで添削してくださったんです。なので先生方には頭が上がらないです。
広報:面接もあったのかな?
Fさん:面接はなかったんです。代わりに「プレゼンテーション」がありました。(一次試験の)小論文の内容をもっと詳しく調べて、発表しました。資料はPower Pointで作りました。瀧野川女子学園ではMacで、Keynoteを使って資料を作成しているので、そこで苦戦しましたね。
広報:瀧野川のICTが進んでいることを、そこでも実感したんだね。
※瀧野川女子学園の <施設についてはこちら> <ICT教育についてはこちら
 
★受験を控える受験生にメッセージ

 

広報:では最後に、瀧野川女子学園への受験を考えている受験生に、メッセージをお願いします。
Fさん:はい。私立の女子校ということに、いろいろ不安に思うこともあると思います。親に負担をかけるんじゃないか、とか、いわゆる “女子校のイメージ” とか。でも、瀧野川女子学園の先生方は,入学前の学校説明会や個別相談会の時からいつも明るく話しかけてくださいました。学校全体がすごく明るいんです。それと、これが一番「入学して良かったな」って思うことなんですけど、先生方が私たちを一生懸命サポートしてくれるんです。他校の友人の話を聞くと、大学受験の志望理由書を見てくれないとか、入学した途端に野放しにされてしまっているんです。でも瀧野川は違います。入学してから卒業するまできっちりサポートしてくれて、親も安心ですし、私も安心して登校できました。本当に良かったです。
広報:Fさん、ありがとうございました!

 

Fさんはチアダンス部に所属し活躍され、カナダ語学研修にも参加するなど様々なことに取り組んできました。「瀧野川女子学園でいろんな人と出会って、趣味もとても増えた」そうです。瀧野川でできたたくさんのやりたいことの中から、これ! というものが見つかるといいですね。

 

【これまでの在校生インタビュー】

ごきげんよう。

令和3年10月1日に「東京都教育功労者」として表彰された教頭・宮川先生(保健体育)へのインタビュー後編です(前編はこちら)。
今日は大学時代のお話から、瀧野川に着任されてからのICT導入についてのお話や、今の学園の雰囲気などをお伺いました。

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向かって右が宮川教頭、左は本学園山口校長

※詳しい表彰の内容については『「東京都教育功労者」として宮川教頭が表彰されました』をご覧ください。

 

◆先生、家族、友人……いつも一緒に乗り越えてきた

広報:いつも先生が見守ってくれていたと。

宮川先生:それと家族、親ですね。決して甘やかされてはいないです。家では怒られてばっかりでした。

広報:そうだったんですか。

宮川先生:部活の練習が厳しくて、家に帰るのも遅くて。家でご飯食べるのも、家族はとっくに食べ終わった後だったんです。でも、母親は学校での仕事が終わって家事をしている最中でも、いつも食卓にいてくれました。そこで私がその日あったこととか、「明日の練習がなくなればいい」とかこぼすわけですね。そうすると、母は一言「じゃあ辞めちゃえば?」というわけです。でも、私も本気で辞めたくて言っているわけじゃないからね(笑)

広報:そういう時、ありますよね(笑)

宮川先生:あとは、友人にも恵まれたと思います。今でも瀧野川女子学園時代の、部活の友人とは繋がりを持っていますね。

広報:一緒に部活に取り組んできた仲はやはり深いですね。

宮川先生:そうですね、濃い時間を過ごしてきましたからね。いいことも、悪いことも一緒に乗り越えてきましたから。喧嘩もしました。でもやっぱり、それ(部活)が瀧野川での高校時代の一番の思い出ですね。当時の顧問の先生にも感謝しています。

 

◆バレー部のコーチとして母校・瀧野川へ

広報:大学に入られてからもバレーボールは続けてこられたんですか?

宮川先生:大学は東京女子体育大学に入学しました。入学して1年間は普通の学生生活をしたんです。サークルに入らずに、アルバイトをしたり、友人とお茶したりしましたね。サークルに入らなかったのは、バレーボールを続けようにも背が低かったので難しいな、と。

広報:そうだったんですね。

宮川先生:そうしていたら、大学2年生になった時に「瀧野川でバレーのコーチをしないか」と声がかかったんです。当時は他にもコーチがいたので、ちょっと手伝ってほしいというような感じだったんですけど、瀧野川に通うようになったんです。

 

◆ “押しつけ” ではない指導を目指して

広報:卒業生として、コーチとして、今度はそういった立場から瀧野川の生徒に接するわけですが、やはり気持ちに変化はあったんでしょうか。

宮川先生:やっぱり違いますね。指導者になったわけですからね。若い頃は「どうしてできないんだろう」って思っていました。「私自身が高校生にやってこられたことなのに、どうして彼女たちは同じことができないのかな」「私にできたんだから、彼女たちにもできるはずだ」っていう、今から思えば浅はかな考えが若い頃はありました。だからいつもイライラしていました。恐い “鬼コーチ” “鬼顧問” だったと思います。当時を知る卒業生も、卒業後に怖かったと話していました。

広報:そうだったんですね。

宮川先生:そういう様子を見て、「何やっているの?」と喝を入れてくれたのは母でした。家で「何で彼女たちはできないんだろう」とこぼしていたら、「それはあなたのエゴでしょ?」って言われたんです。「子どもたちは人それぞれ違う。あなたじゃないよ」「だからあなたの考えを押しつけてはダメ」と。「彼女たちがどういう目的で部活動をしているのか。あなたは試合で勝たせたいのかもしれないけど、そうじゃないかもしれないわよ」って言うんです。

広報:純粋に「楽しみ」を部活に求めているのかもしれない、と。

宮川先生:そう。だから「一方的にあなたの考えを “押し付ける” のではなくて、『勝ちたいな』って気持ちにさせるような指導をすればいいんじゃない?」と。それで、「『こういう(勝ったら嬉しいとか負けて悔しいとかの)思いもできるんだよ』って伝えながら導く教育をすればいいんじゃないの?」と言われたんです。そのことに気づかされてからは、気持ちが楽になりました。

広報:そうだったんですね。

宮川先生:やっぱり教員も、考えなきゃダメなんですよね。生徒がついてこなくなっちゃうんです。自分がされてきた指導、やってきたこと、そればっかり考えて、生徒が入れ替わっても同じように接していたら、いつまでも「どうしてできないんだろう」って感じてしまう。でも「それはエゴ」「生徒はそれぞれ、一人ずつ違う」「同じように指導していたらダメだ」と、このことに気づいて指導方法を変えたら、試合にはなかなか勝てなくなったけど、保護者の方からからは「よくここまで成長させてくれました」と感謝されるようになりました。自分の思いだけで突っ走ってしまってはいけないと若い頃に気づかされたのは、本当に良かったと思っています。

広報:本格的に瀧野川の先生になったのは、どういう経緯だったんでしょうか?

宮川先生:教員になった本当に “ご縁” で。たまたま体育の先生がお辞めになるタイミングで、球技の先生を探している、ということだったんです。

広報:なんとぴったりな!

宮川先生:そうなんです。バレー部のコーチもしているっていうことで、校長のお父様にあたる当時の校長先生が面接してくださったんです。「卒業生が母校で教員をするっていうことは、覚悟をもってあたってください」って言われましたね。そうやって、家族や周りの方々に恵まれてここまでやってきました。“気づかせてくれる環境” もありましたね。

 

◆ICT導入も、「まずやってみる」

広報:宮川先生は瀧野川がICTを導入する、まさにその時もいらっしゃいましたが、変化というのはどうだったんでしょうか?(現在のICT教育についてはこちら

宮川先生:もうとにかく大変でした。携帯電話も持ったのが遅かったですし、そもそも機械が苦手なんです。なので最初は「教員を続けていけるだろうか」と本気で思っていました。「もう一度学ぶことが、果たして自分にできるだろうか」と。

広報:大きな変化ですもんね…

宮川先生:でも、そんな時、父がかつて仕事で新しいシステムの導入に遭遇して、たくさん研修を受けて、克服してきたことを思い出したんです。それで「学ぶしかない」と。そう決めてからはもう、若い先生たちに「教えて」って声をかけました。聞くことは恥ずかしいことではありませんしね。なので、わからないことは聞いて覚えました。ICTに詳しい、若い先生たちは本当に快く、嫌がらずに教えてくれましたね。それでなんとか授業準備も、授業もできるようになりました。先生方には本当に感謝しています。

広報:「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」とも言いますしね。助け合う環境があったんですね。

宮川先生:もう、本当に私の人生には感謝しかないですね。ICTも導入してみると活用方法がたくさんあるんです。すごく助かりました。体育の実技でも、動画を撮ったりして “見直し” がすぐにできるんです。すごく便利ですね。

広報:やはり「やってみる」ということが大事ですね。

宮川先生:そう、「やってみる」ことが大事なんです。やってみることでわかることがある。やってみてダメだったらそう説明ができますけど、やっていないうちから諦めるというのは、ないです。

 

◆信頼できる同僚がいることのありがたさ

広報:今の学園の先生の雰囲気はどうですか?

宮川先生:先生はまずすごく明るい先生が多いですし、何より「研鑚」する、要は教材研究でも研鑚力のある、自分の知識を広げようと努力している先生が多いです。あと教頭としては、話せる仲間、なんでも年齢関係なく誰にでも相談できる環境をもっと整えたいと思っていますね。周りが見えて、困っている先生がいたら自然と声がかけられるような、教員同士でもそういう環境を目指しています。

広報:とてもいい雰囲気に見えます。

宮川先生:私自身、教頭という立場になりましたが、年齢関係なく信頼できる同僚が周りにいるというのはありがたいです。

 

◆生徒たちが思いっきり、好きなことができるようにしたい

広報:では、生徒のみなさんはどうでしょうか?

宮川先生:そうですね、今は、特に中学・高校1年生くらいは新型コロナウイルスの影響で小学校後半や中学生活を満足に送れなかった生徒も多いじゃないですか。つらい思いもたくさんしてきたと思います。

広報:落ち着いてきたとはいえ、まだまだ難しい状況です。マスクも外せませんしね。

宮川先生:マスクをしているから顔も半分しか見られなくて、お互いの表情が読み取りにくい。そういうこともありますよね。

広報:疑心暗鬼になりそうなところもあるかもしれません。

宮川先生:そうなんです。なので、少しでもこれまで通りの学校生活が送れるようにしたいですし、そういう苦しんできた生徒たちの思いを汲んで、彼女たち自身が新しい目標を見つけてそれに向かっていけるように、導いていきたいですね。生徒たちが勉強もクラブ活動も、やりたいことを思いっきりやっていけるようにしたい、現場の教員は本当にそう思っています。やっぱりオンラインでは伝わらない部分があります。学校生活は対面が基本ですから。

広報:そうですね。

宮川先生:「瀧野川はiPadもあってオンラインでできるからいいじゃないか」と他校の先生はおっしゃるかもしれませんが、それはあくまで手段の一つであって、 “対面での指導” これが一番大事です。心と心を寄せ合い、相手の立場に立ってものを考えるというのも、相手と顔を合わせたりその人全体の様子を見ないと、汲み取ることはできないんです。それは生徒同士もそうですし、生徒と教員とのコミュニケーションにも言えることです。

広報:オンラインだと、一枚フィルターがかかってしまう部分があるかもしれません。

宮川先生:そう。フィルターがかかっちゃう。だから瀧野川女子学園も、あくまで対面授業。生徒と向き合って、一緒に成長できたら一番いいですよね。私も生徒たちからたくさん学びました。たくさんの思い出もありますし、教員として成長もさせてもらいました。保護者の方々からも、教わったことがたくさんあります。

 

◆人生は学びの連続。それをやめてはいけない

宮川先生:人生、本当に「学び」だと思います。それをやめてはいけないと思います。何かあった時、そのたびに振り返って「あの時はこうだったな」とか考える。それは大事だと思います。私の場合はそれに加えて、周りに、何かあるたびに怒ってくれたり励ましてくれたりする人がいました。だから教員を続けてこられたんだと思います。

 

◆挑戦することで得られる「糧」が自信になる

広報:では最後に、このブログを読んでくださっている方へメッセージをお願いします。

宮川先生:はい。瀧野川ではたくさんのことが学べると思います。それは「挑戦することの大切さ」、要は “やってみなければわからない” ということ、そしてその「挑戦したことで得られること」。これからの人生の財産、糧(かて)となることを学べる・見つけられる学校です。「糧」というのは「自分のためになる」ということ。必ずしも “役に立つこと” だけではありません時には苦しい思いもするでしょう。でもそれを乗り越えられれば、その経験が自分の「自信」になります。私はこの瀧野川で自分の歩む道を見つけました。ぜひ瀧野川女子学園で3年間ないし6年間、友や教員と一緒に、学校生活を送りましょう。

広報:先生、これまでのご経験や実感のこもったメッセージ、ありがとうございました!

 

「あまり瀧野川のことばかり話すと、“瀧野川一筋” で、外の世界を知らないんじゃない? って思われる方もいるかもしれません。ですが、私は決して外を見ていないわけではなくて、教員をしながら別の世界の人とも繋がりを持っています。ONとOFFというのかな。学校の先生をしている友人だけでなく、他のお仕事をしている友人もたくさんいます。そういう友人からもたくさんのことを学んできました」と、宮川先生。プライベートでも常に前向きに、多くのことを吸収されてきたその姿勢に、こちらも背筋が伸びる思いでした。

ごきげんよう。

先日は、教職員向けに「防犯訓練」を実施しました。

「生徒を守り、皆の身を守るには」というテーマで、校内に侵入させないことはもちろんですが、万が一のことを考えた時に、どのように行動すればいいのか、といったことを皆で考えました。

また、安全管理として、日頃から来訪者管理、不審者監視設備の設置、護身道具の整備などを行っています。今回の訓練では、新たに強化した護身道具の使い方について学びました。

自衛隊の経歴を持つ守衛隊職員による護身道具の使い方講座では、“刃物男”を想定した対応について、犯人から刃物を奪い、拘束するまでの過程で、どの道具をどのように使えば良いのか、実演を混えて伝えられました。

護身道具はあまり身近なものではないので、使うことに抵抗感を抱く人もいるかと思いますが、生徒や皆を守るため、訓練を重ねていきたいと思います!

本校では火災や地震を想定し、年に2回「防災訓練」を実施しています。訓練を繰り返すことで、いざという時に安全に避難する心構えができるようになります。


今年11月には、地震を想定した訓練を実施

防災訓練のように、防犯に対しても、訓練を繰り返すことで安全意識を高め、自分や周りの人の身を守る行動に繋げることができます。

(今年4月に生徒が実施した、防災訓練・防犯講座の様子はこちら

今後もさらに安全管理を強化し、安心して学校生活を送ることができる環境づくりに努めていきます!

 

〜中学受験生へご案内〜

【学校説明会】対象:小学4〜6年生
○開催日時:12月18日(土)13:30〜15:30
○第7世代の教育ICTを体験いただける授業体験もご用意!ぜひご参加ください。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

詳細はこちらからお願いします。

【授業評価型入試チャレンジ】対象:小学6年生
○開催日時:12月25日(土)9:00~12:00
○国語・算数の授業を受けていただき、授業内容に関連したテストに挑戦していただきます。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。

詳細はこちらからお願いします。

 

〜高校受験生へご案内〜

【学校説明会】対象:中学1〜3年生
○開催日時:12月11日(土)①9:00〜11:00 、②13:30〜15:30、③15:00〜17:00
○第7世代の教育ICTを体験いただける授業体験をご用意!生徒によるプレゼン発表も予定!ぜひご参加ください。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

詳細はこちらからお願いします。

 

ごきげんよう。

毎時間全授業でICTを活用!全生徒・全教職員が1人1台持つiPad Pro&Applepencil、全普通教室で黒板の代わりに導入した大型モニターを、授業の中でどのように活用しているのか、ご紹介いたします。

今回は英語の授業の様子です。
※語学研修制度など、本校の英語教育についてはこちらをご覧ください。

7名のネイティブ教員によるオールイングリッシュを前提とした授業では、4名の日本人英語教師による、文法などの基本的な内容を学び、ネイティブ教員と実践的な内容に取り組みます。

先生は2台の大型モニターにスライドを映し出し、生徒はiPadにポイントを書き込んでいきます。
使用しているアプリ「MetaMoJi」は、生徒たちが書き込んでいる画面を、クラウドを介して先生にもリアルタイムに共有されるので、生徒の「分かる」「できる」を確認しながら授業は進みます。

全コース共通で使用している教材「PROGRESS IN ENGLISH」は、日常生活の中で思っていることや感じていることを伝える表現が豊富で、アウトプット重視の内容になっています。
ICTを活用して効率よく進む授業によって、さらに授業の中で「使う」時間を多くつくることができています。

7人のネイティブ教員のうち、5人が特別免許を取得した「英語教師」です。
単独で授業を受け持つことができ、日本語も分かるので、中高一貫1年生から段階的にオールイングリッシュの授業を行ない、中高一貫5〜6年生になると、授業の半数以上がネイティブ教員によるオールイングリッシュで授業が行われます。

この日は中高一貫1年生の、ネイティブの先生による授業を取材しました!

50分の授業時間内、ペアで会話文の練習をしたり、英作文を作ったり、その文章を読みあったりするなど、アウトプットが充実!先生は生徒たちの発音を聞きながら、発音のコツを分かりやすく教えてくれます。

リレー形式に生徒たちが考えた英文をつなげ、一つのストーリーにする問題では、生徒たちの自由な発想を英語で表現していきます。
先生はジェスチャーも加えてヒントをだしてくれ、終始楽しい雰囲気で、自然と英語が口から出るように先生が導いてくれました。

 

中高一貫1年生の校外学習は、毎年12月にブリティッシュヒルズ語学研修に全員参加で訪れます。そこでは、日本にいながら英国にいるかのような環境の中、英語を楽しく使いながら挑戦する、様々な体験が待っています。

英語をどれくらい使うことができるのか、初めての挑戦になります。語学研修に向け、ネイティブの先生とたくさん話して準備していきましょう!

 

【生徒からの授業満足度が高い!アンケート結果はこちら

〜ICTを活用した授業の紹介〜
【国語の授業はこちら】
【数学の授業はこちら】
【地歴公民の授業はこちら】
【音楽の授業はこちら】
【礼法の授業はこちら】
【茶道の授業はこちら】

 

〜中学受験生へご案内〜

【学校説明会】対象:小学4〜6年生
○開催日時:12月18日(土)13:30〜15:30
○第7世代の教育ICTを体験いただける授業体験もご用意!ぜひご参加ください。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

詳細はこちらからお願いします。

【授業評価型入試チャレンジ】対象:小学6年生
○開催日時:12月25日(土)9:00~12:00
国語・算数の授業を受けていただき、授業内容に関連したテストに挑戦していただきます。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。

詳細はこちらからお願いします。

 

〜高校受験生へご案内〜

【学校説明会】対象:中学1〜3年生
○開催日時:12月11日(土)①9:00〜11:00 、②13:30〜15:30、③15:00〜17:00
○第7世代の教育ICTを体験いただける授業体験をご用意!生徒によるプレゼン発表も予定!ぜひご参加ください。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

詳細はこちらからお願いします。

ごきげんよう。

今年度より導入する「授業評価入試」の入試チャレンジを開催いたします。
当日は、国語・算数の授業を受けていただき、授業内容に関連したテストに挑戦していただきます。

〈開催日〉
12月25日(土)

 

〈時間〉
9:00〜    9:50  国語体験(50分)
10:00〜10:50    算数体験(50分)
11:00〜                  個別相談

 

保護者の方の見学も可能となっております。
なお、体験終了後には個別相談の時間も設けております。
入試に関する不安や疑問がございましたら、お気軽にご相談ください。

 

一貫学校説明会

 

 

説明会 プレゼン

授業体験 校舎


感染症対策を実施
の上開催いたします。
ご来校の際には、検温と手指消毒のご協力をお願いいたします。

<2020年1月より実施している感染症対策>

・説明会会場やロビー、図書室など、人が集中する場所にオゾン発生装置「エアフィーノ」を設置
・校舎出入口に靴裏消毒マットの設置
・アルコール消毒の設置
・登校時、来校時の検温と手指消毒の徹底
・手指がよく触れる場所のふき取り消毒
・カフェテリアなどにアクリル板を設置
・手洗い、うがい、換気の徹底
・教職員、生徒、来校者へのマスク着用の義務化
・教職員、生徒の毎日の健康の記録
など

※説明会会場や授業体験、個別相談の会場では、充分な換気容量の換気システムを使用しているので、常に新鮮な空気の環境を保っています。

お問い合わせは事務局(03-3910-6315)までご連絡ください。

皆様のご予約・ご来校を、心よりお待ちしております。

ごきげんよう。

瀧野川女子学園の部活動を支えてくださっている各部のコーチ。そのコーチ陣をご紹介!

今日はダンス部の小松コーチにお話を伺いました! 小松コーチはあの劇団四季で20年もの間ダンサーとして活躍され、ダンスキャプテンも務めてこられました。

ダンス部の活動の様子とあわせて、小松コーチへのインタビューをお届けします!

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◆ご経歴を教えてください。

広報:小松コーチ、よろしくお願いいたします! まずはご経歴を伺ってもよろしいでしょうか。

小松コーチ:はい。小学校6年生でバレエを始めて、そこからジャズダンスも始めました。高校卒業後に旧ユーゴスラビアのノビサド国立バレエ団という、小さいバレエ団なんですけれども、そこでバレエダンサーとして2シーズン過ごしました。働いてきた、というんですかね。帰国後に、もともと劇団四季を目指していたというのもあって、ジャズダンスのレッスンをして、オーディションを受けました。研究生を1年間やって、それからはダンサーとして20年間、活動してきました。今はダンスを教えています。

広報:劇団四季のオーディションは狭き門ですよね。

小松コーチ:当時はまだバレエダンサーが少なかったんです。でも、劇団としてはいろいろなキャラクターが欲しいじゃないですか。なのでちょうどタイミングがよかったんだと思います。

広報:長らくご活躍されていらっしゃいますが、特に思い入れのある演目は何ですか?

小松コーチ:そうですね、やはり『ライオンキング』ですね。初演から10年以上、ダンサーとハイエナ役を演じてきました。もう大変でしたね(笑)ずっと中腰だったり四つん這いになって歌ったりセリフを言ったりするので、発声が難しかったです。無理な姿勢声を出すので、余計に喉を痛めたりしてね。しかも叫ばないといけないんです。ハイエナの特徴として、こう(実演してくださいました!音源がなく申し訳ありません)、笑うような鳴き声をするので、どんどん喉を潰していきました(笑)加えて私は “ボス” 役だったんですけど、自分の中に全然そういう要素がなかったんですね。

広報:ボスキャラの一面がなかったと。

小松コーチ:そうなんです。全くなくて(役作りに)苦労しましたね。あとはそうですね、ダンサーとして年に300ステージ以上出た時はもう、大変でした。今はもう、とてもじゃないけどできません(笑)体調を崩したこともありましたが、やはりプロフェッショナルというのは体調管理もできてこそだと、離れてみて思います。

 

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◆指導歴について教えてください。

広報:その後指導者の道へ進まれますが、どういった経緯だったんでしょうか?

小松コーチ:劇団では『キャッツ』などのファミリーミュージカルに出たり、ダンサーとして入団したのでダンスキャプテンを務めてきたりしたんです。もともと教えることに興味はあったんですが、いざ後輩に指導していくようになって「教えることの難しさ」を身をもって感じたんです。加えて20年も劇団で活動してきたので “燃え尽きた感” もあったりして、最初は全く(ダンスとは)関わらないつもりでいたんです。でも離島に行っていた時に……

広報:離島に……?!

小松コーチ:ええ、離島に行っていたんです(笑)その時に知り合いから「こういうお話があるんですけど、どうですか?」って言われて、それが瀧野川女子学園の部活のコーチだったんです。

広報:そのタイミングで!

小松コーチ:そうなんです(笑)「え! そんなお話が?!」って思ったんですけど、ジャズダンスを教えて欲しいと。私、バレエは教えたことがあったんですけど、ジャズダンスは教えたことがなくて。大丈夫かなぁと思いながらもやらせていただき、紆余曲折あり、時代はHIP HOPになり……それからジャズダンスも求められるようなってきて、今はその基礎を中心に教えています。

広報:では瀧野川で指導をされるようになって何年くらい……

小松コーチ:2015年からなので、もうすぐ丸7年ですかね。今は部活における私の役割というのがはっきりしてきたんです。これまでは私が中心となって生徒たちと接してきたんですが、顧問が田中先生になって、田中先生はダンスのご経験も、ダンス部のご経験もあるので、「あぁこれが部活か」と感じて。実は私自身に “部活としてのダンス” の経験はなかったので、それまではいろんなことを模索していたんです。でも今は、コーチとしてすべきことが見えてきたような気がしています。サポート役として何をすべきか、というんですかね。

 

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◆指導内容について教えてください。

広報:どんなことをご指導なさっているんでしょうか?

小松コーチ:私はやはり劇団にいたので、表現の仕方大きく魅せる方法というのを常に考えてきたんですね。なので、そういうことを伝えたいな、と。それからとにかく “体の中心から音に乗って気持ちよく動く” こと。そういうところを気をつけると、観ている人も気持ちがよくなるんですね。未経験の生徒さんもいるので、少しずつ伝えていっています。あとはジャズダンスの基礎です。ジャズダンスの基礎っていうのは、バレエからきている部分も多いので、その根幹となるバレエ的な要素も伝えていきたいですね。ジャンプやターンなどのテクニックもですね。

※この日はピルエットなどを練習していました。

小松コーチ:生徒たちが自分たちで振り付けなどをする時に、どういう風に(テクニックを)活かすか、ということを観念付けていけたらなと思っています。

 
◆瀧野川女子学園のダンス部の特徴は?

広報:ダンス部の特徴はどんなところだと思われますか?

小松コーチ:そこまで大所帯ではないので、一人ひとりの意見が通りやすいのかなと思いますね。カチカチ揃えて、“一糸乱れぬ” というダンスが多い中で、瀧野川女子学園のダンス部は「やりたいことがやりやすい」というか。大会だけでなく、地域のイベントに出たりですとか、自由になってきているのかなと思います。なので、一言でいうなら、ここのダンス部の良いところは「やりたいことが叶いやすい」というところです。

広報:なるほど。

小松コーチ:あまりに大人数のところだと、先輩の意見が絶対で、下級生はそれに従うということになりがちなんですけど、ここは結構後輩もやりたいことができます。「これやりたい」「あれやりたい」という声が上がって、いつも話し合っていますよ。必ずしもその意見が通るとは限らないですが、そういう声を吸い上げる環境ができていますね。そういうところが良いところかなと思います。

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◆瀧野川女子学園の生徒の印象は?

広報:では、瀧野川の生徒の印象はいかがでしょうか?

小松コーチ:そうですね、何というか “天然素材” というか。フランクな子が多いなとは思います。最初は「どんな子たちがいるのかな」と心配していた部分もあったんですが、やっぱり踊っていくうちに、みんな自分を “さらけ出す” というのかな。挨拶も明るいですしね。それと「楽しくやりたい!」っていう生徒が多いので、そこも良いですね。

広報:みんなオープンに、自分を表現できるようになってきているんですね。

 
◆今後の方針、やってみたい活動など

広報:今後の展望などはありますでしょうか?

小松コーチ:そうですね、これまでもずっと模索してきているんですが……最近、ジャズダンスの振りも増えてきたんですね。なので、それに活かせるなコンビネーションだったり、振りのヒントになるような動きだったりをレッスンに盛り込んで、提案していきたいですね。今まではHIP HOPがあまりにも多かったので(笑)でもHIP HOPをやっていた人も、少しずつジャズダンスに興味を持ってくれたりして。テクニック的なことも「見て! できるようになったよ!」と見せてくれたりして。嬉しいですね。

広報:小松コーチ、ありがとうございました!
ちなみに、小松コーチは本学園の「ゼミ」でも講座を持ち、瀧野川の生徒にレッスンをしてくださっています。<ゼミの様子はこちら

小松コーチの指導を受けた生徒たちが今後どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、とても楽しみですね。
次回はどんなコーチが登場するでしょうか? お楽しみに!

ごきげんよう。

12月18日(土)13:30〜、年内最後の学校説明会を開催します。
第7世代の教育ICTを体験いただける授業体験も実施いたしますほか、
中高一貫5年生による、5年間の創造性教育を振り返ってのプレゼン発表も予定!
授業体験や生徒の話から、学校の雰囲気を感じていただけます。

また、ご不明な点など教員と個別にお話いただける個別相談会もございます。

【日時】12月18日(土)13:30〜15:30

一貫説明会バナー

 

説明会 プレゼン

授業体験 校舎

 

感染症対策を実施の上開催いたします。ご来校の際には、検温と手指消毒のご協力をお願いいたします。

<2020年1月より実施している感染症対策>

・説明会会場やロビー、図書室など、人が集中する場所にオゾン発生装置「エアフィーノ」を設置
・校舎出入口に靴裏消毒マットの設置
・アルコール消毒の設置
・登校時、来校時の検温と手指消毒の徹底
・手指がよく触れる場所のふき取り消毒
・カフェテリアなどにアクリル板を設置
・手洗い、うがい、換気の徹底
・教職員、生徒、来校者へのマスク着用の義務化
・教職員、生徒の毎日の健康の記録
など

※説明会会場や授業体験、個別相談の会場では、充分な換気容量の換気システムを使用しているので、常に新鮮な空気の環境を保っています。

 

お問い合わせは事務局(03-3910-6315)までご連絡ください。

皆様のご予約・ご来校を、心よりお待ちしております。

ごきげんよう。

嬉しい報告がたくさん職員室に届き始めた11月初旬。

※11月15日現在の合格速報についてはこちらをご覧ください!

今日は東京薬科大学に進学が決定した、特進コースのEさんに、進学先についてや、受験準備についてお話を聞きました。(11月初旬に合格!

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★合格が決まった、率直な感想

広報:ごきげんよう。まずは合格が決まった、今の気持ちを聞かせてください。

Eさん:第一志望合格に向けてずっと頑張ってきたので、目標が達成できて嬉しいです。

 

★進路選択・進学先の大学について

※瀧野川女子学園の進路指導についてはこちら! 

 ブログでも詳しくご紹介しています。(こちらをご覧ください)

 

広報:進路について考え始めたのはいつ頃ですか?

Eさん:高校3年生が始まったあたりです。医療系に進みたいと思いました。

広報:医療系に進みたいと思う、きっかけは何だったんですか?

Eさん:病気で苦しんでいる人を助けたいと思って、医療系を目指しました。

広報:第一志望の決め手は何だったんでしょうか?

Eさん:オープンキャンパスに参加して、勉強環境がよかったので決めました。

広報:その第一志望、東京薬科大学・生命科学部(生命医科学科)に進学が決まったわけですが、そこではどんなことを勉強するんですか?

Eさん:この学科は癌(がん)や難病の仕組みや治療方法の開発に力を入れているので、私もその治療薬や治療方法の開発をしたいと思っています。実はいとこが今年、癌の診断を受けたんです。それで苦しんでいるのを見て、心が痛くなりました。なので、いとこや同じように苦しんでいる人たちを助けたいと思いました。

広報:すごく強い思いがあったんだね。

 

★大学受験「総合型選抜」の準備について

広報:では受験に向けて、どんな準備をしてきましたか?

Eさん:志望理由書とか面接があったので、先生にたくさん練習してもらいました。言葉づかいとか。あと、教授の授業を聴いて、それについての試験を受けるというものもあったので、その対策もしてきました。私は化学を選択していたので、基礎を中心に勉強してきました。

 

★受験を控える受験生にメッセージ

広報:では最後に受験生にメッセージをお願いしてもいいですか?

Eさん:不安になることもあると思うんですけど、努力してきたことを出し切れればきっと目標を達成することができるので、頑張ってください。私はこの学校で、礼法・茶道・華道英語についても学びました。それが受験の時に、強みの一つになったと思います。

広報:Eさん、ありがとうございました!

 

〜中学受験生へご案内〜

【学校説明会】対象:小学4〜6年生
○開催日時:12月18日(土)13:30〜15:30
○第7世代の教育ICTを体験いただける授業体験もご用意!ぜひご参加ください。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

詳細はこちらからお願いします。

 

【授業評価型入試チャレンジ】対象:小学6年生
○開催日時:12月25日(土)9:00~12:00
国語・算数の授業を受けていただき、授業内容に関連したテストに挑戦していただきます。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。

詳細はこちらからお願いします。

 

〜高校受験生へご案内〜

【学校説明会】対象:中学1〜3年生
○開催日時:12月11日(土)①9:00〜11:00 、②13:30〜15:30、③15:00〜17:00
○第7世代の教育ICTを体験いただける授業体験をご用意!生徒によるプレゼン発表も予定!ぜひご参加ください。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

詳細はこちらからお願いします。

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