本校では、先週、卒業考査・2学期末考査が終わりました。
ブログをお読みの生徒の皆さんは、暫く授業のない学校生活をどんな風に過ごす予定ですか?
「考査」が終わり、今は、例えば新学期までは部活動中心に過ごせるぞ…!と、解放感に浸っている生徒もいるのかなと思います。
少々体験的なことを書きましたが、つくづく「こころ」とは不思議なものだなと思っています。
今回は、その「こころの不思議」について話題にしたいと思います。
「心が変われば行動が変わる」と言われますね。
いやいやながらやっていると、自分に都合のいい理屈、つまり言い訳が口をついて出てきませんか。皆さんの中にはこんな生徒はいませんか?
①そもそもこんな勉強、大人になって使うことないから(勉強しない)
②俺は文系の人間だから(数学は嫌いだ)
③先生の教え方が悪いってみんな言っているから(勉強しない)
④親が悪いから(勉強できない)
多少体験的なことを書きましたが、「いやいやながらやっている」と、自分が行動しないで済む否定的な言葉ばかりが湧いてきて、姿勢や行動がどんどん消極的になっていきませんか。
一方で、成長を喜んでやっている人、つまり少しずつでも自分が成長していることに目を向けている人はどうでしょうか。
①そもそもこんな勉強、大人になって使うことないかも知れないけれど、考え方が鍛えられている
②数学は苦手だけれど、俺は文系の人間だから得意な国語をもっと頑張る
③先生の教え方が悪いってみんな言っているけれど、質問すると色々なことを教えてくれるからまた質問する
④親も頑張っているから、少しは家の手伝いをする
「喜んでやっている」と、自己肯定的な言葉が湧いてきて、姿勢や行動がどんどん積極的になっていきませんか?
いやいややっているといい加減に済ませてしまいます。
ところが、例え小さな成長でも喜びながらやっていると前進することが出来ます。まさに「1.01」の法則ですね。
来週から冬休みとなります。ブログも新学期を迎えるまでお休みとさせて頂きます。
来年の干支は辛丑(かのとうし)です。大きな希望が芽生える年のようです。よいお年をお迎えくださいませ。
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