みなさん、明けましておめでとうございます。

 

1月8日、3学期の始業式は緊急事態宣言下でもあり、放送にて行いました。

感染者もなく3学期のスタートを切れたことは、格別の思いがあります。

 

さて、昨日の「全校朝礼」にて「見えないものにはなれない」の話をしましたが今、改めて思うことがあります。

新学習指導要領では、「育成すべき資質・能力」について3つの柱で整理されています。

図化すると以下のようになります。

 

※水面下に完全に隠れているのが「学びに向かう力、人間性等」、それとは真逆に位置するのが「知識・技能」。「思考力・判断力・表現力」は一部水面下に隠れている。そのようにお考え下さい。

 

1つめの柱である「知識・技能」見える学力(完全に水面上に現れている)

2つめの柱である「思考力・判断力・表現力」見えにくい学力(一部水面に隠れている)

3つめの柱である「学びに向かう力、人間性等」見えない学力(完全に水面下に隠れている)

と説明されることもあります。

 

私は、1つめの柱は「武器を手にすること」、2つめは「その武器をどのように使うか(武器の活用・実践)」、3つめは「どうすればよりよく生きられるのかを考える」と表現できると考えています。

 

3つめの柱について、生徒へは「10年後の自分の夢の実現」と話しています。

「学びに向かう力、人間性等」「見えない学力」「どうすればよりよく生きられるのかを考える」という3つめの柱が、1つめと2つめの柱の獲得と結びつくことが期待されているのだと解釈しています。

 

「見えないものにはなれない」とすれば、3つめの柱をどう「見える化」するかが大きな課題となります。

それを解く鍵の1つが「その生徒の可能性や美点をどう評価するか」にあると考えています。

 

今年の干支、丑年にあやかって着実に「想像、思い浮かべ、創造、新しく創り出して」いきたいと考えています。今年も「みんなで登山」をよろしくお願い致します。

 

…みんなで登山

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