12月22日(水)、2021(令和3)年度第2学期が終了しました。
この9か月間、皆さんにとっての学校生活はどうでしたか。
時間を作って、ぜひ振り返ってみてください。

以下は、終業式式辞の一部抜粋です。

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第2学期終業式にあたり、4月からこれまで、集会や朝礼で皆さんに話をしてきたことを振り返り、今の思いを伝えたいと思います。

4月当初には、三つの言葉を贈りました。どんな言葉だったでしょうか。
一つ目、 ひらがなの「さ」を「か」に変える。今さら、でなく今から。「入り口はどこにでもある」ということです。
二つ目、 目の前の人を リスペクト
三つ目、 レジリエンス 折れない心

同じ4月の全校放送朝礼 「雲の向こうはいつも青空」
暗く低く垂れ込めた雲は、目の前にある困難や、立ちはだかる逆境の例え。しかし、その困難や逆境の向こうの、はるか高いところには、青々として澄みきった空、希望や夢が、いつも、ある。

5月、「辛抱」という言葉の意味
漢字で、辛さを抱く、抱えると書いて辛抱。目の前の受け止めたくない、苦しくて辛いこの現実に対して、あえて、避けたり、逃げたりせずに、そっくりそのまま、まるごと事実として受け止めて、その上で、なんとか対処していこうと前向きに考えていく。それが「辛抱」。

6月、私が担任をしていたころのクラス目標 5つ紹介しました。
1 あいさつができる   2 掃除ができる  3 時間が守れる  4 自分の意見が言える  5 人の心の痛みがわかる

1学期終業式では、東北の山奥に住む魚釣りの名人とイワナの話。
「自らの命は自分で守る」ということ。

2学期始業式には、私の失敗談。
プロ野球の教え子、千葉ロッテマリーンズの美馬学投手。藤代高校時代「プロ野球選手になりたい」という彼の夢を、「無理」と決めつけた私の勝手な思い込み、私の大きな失敗談。最後まで諦めない気持ち、夢を叶えようと努力する若者の可能性を信じることの大切さを彼から学びました。キーワードは「信じる」でした。

10月の全校朝礼では 先生方と作った合言葉を紹介しました。
階段のところにも貼ってありますので、ご覧ください。

11月には、北海道で営業を始めた「猫のマークの宅配会社」の話。
たったひとつの荷物にも真心が詰まっていて、「自分たちは大切なものを運んでいるんだ」と気づく。「仕事と心」の話。

こう振り返ってみると、話に共通しているテーマは「人としての在り方・生き方」についてです。皆さんに「人としての在り方・生き方」をともに考えていただきたかったのです。
これらの話やキーワードが、少しでも皆さんの人生を考える上でのヒントやきっかけになってくれれば幸いです。
(以下略)
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