9月17日(土)18日(日)に貞静学園の文化祭「ひなづる祭」を開催いたしました。
 
中学生全体としては、4月から総合学習のテーマ「国際理解」に関する展示を行いました。三年生をリーダーとした縦割りの班で、それぞれのテーマに沿った研究結果を模造紙に書いて発表するという形式でしたが、以前から校外学習などでチームワークを磨いてきた仲間たちだけあって、短い期間での準備でしたが、素晴らしい出来栄えに生徒たちも誇らしげでした。
 
ここで一首ご紹介
 
総合の みんなの展示 すばらしい
そこにあんまり 来なかったけど
 
今年度のひなづる祭は、昨今の社会事情を鑑みて、各ご家庭2名までのご来場をお願いしておりましたので、頑張って準備した展示に手ごたえを感じつつも、たくさんの人に見ていただくわけにはいかなかった残念さが垣間見える中学一年生の作品です。
来年度からはもっとたくさんのお客様をお迎えできるよう願ってやみません。
 
もう一つ、毎年恒例で行っているのが、中学有志による朗読劇です。本年度は「二番目の悪者」を総勢11名で見事に演じ切りました。こちらは、現代社会の暗部を鋭く突く作品ですが、「匿名性」というテーマに沿って、生徒たちは、それぞれが仮面をつけて、時には淡々と冷静に、時には声を張り上げての熱演で、観客を魅了し、最後には思わず見るものが自問自答してしまうパフォーマンスで、たくさんの方にお褒めの言葉をいただきました。はやくも来年度の参加に意欲的な生徒もいますので、楽しみなかぎりです。
 
そのほか、各クラブの発表も日頃の練習の成果がいかんなく発揮されたと思います。太鼓部の勇壮で迫力満点なパフォーマンスに圧倒され、体操部のスピード感あふれる演出に目を見張り、合唱部の澄んだ歌声に癒されました。美術部の作品は、見入ってしまうほどどれも魅了的で、茶道部の生徒のしなやかな所作には感心しました。その他にも、普段見られない生徒の様子が見られ、実り多い文化祭になりました。
 
ご来校いただいた皆様、ありがとうございます。
 
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