コロナ対応による厳しい行動制限が緩和された昨年度から、貞静学園高等学校の修学旅行は行き先を沖縄に変えて復活いたしました。
日本の南西に位置する沖縄は、東西1,000㎞、南北400㎞もの広大な海域に大小160余りの島々が点在しています。
そして沖縄は、日本とアジア諸国との結節点にあり、130年余り前までは、琉球王国として、アジアの様々な国や地域と独自に外交、交易を積極的に展開してきました。
珊瑚礁が広がる美しい青い海と白い砂浜、亜熱帯の森に息づく多くの希少な動植物等々。
後世に引き継ぐべき豊かで美しい自然は、多くの人々のたゆまぬ努力によって懸命に守られ続けています。
 
修学旅行前のオリエンテーションで、私から高2生へは、「修学旅行の3泊4日では、たった一回、最後の一回の修学旅行を自分たちで創り上げて欲しい、今年の高2生だからこそ創れるものにしてほしい。沖縄に脈々と受け継がれた伝統芸術や伝統芸能など、様々な文化に触れることにより、これまで育まれてきた熱い息吹を感じてほしい。そして、沖縄をまるごと抱きしめておいで」と話しました。
 
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太平洋戦争で日本国内唯一の地上戦が激烈に展開され、数多くの尊い命が失われた沖縄。
当時の惨状を今に伝える多くの戦跡が残されているこれらの場所を実際に訪れて学び、末永い平和を願う沖縄の人々の心に触れ、平和の尊さについて学び考える大きな機会となりました。
 
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大渡海岸での海洋生物の生態の学び、琉球大学での成果の発表体験は、沖縄での極めて価値ある学びとなりました。
沖縄への修学旅行は、沖縄の独自の歴史文化、自然、平和教育など、日常の学校生活では得ることの難しい新たな視点を学ぶ素晴らしい場となりました。
 
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沖縄での様々な貴重な学びとともに、貞静学園でともに過ごす、ともに学ぶ仲間と、今年の高2生でしかできない3泊4日の生活を見事に創り上げました。
 
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