【理科教員より】
7月29・30日、早稲田大学人間科学学術院の森田裕介教授(教育工学・科学教育)と、先生の研究室の学生・大学院生にご来校いただき、学習講座「バーチャル女学館で大地震発生‼ そのときあなたはどうする⁉」を開催しました。
講座ではまず、ヘッドマウントディスプレイを用いて、VR空間に再現された女学館の校舎内を移動し、避難経路の確認を行いました。
続いて、理科室・家庭科室・美術室の3つの教室を360度カメラで撮影してヘッドマウントディスプレイに取り込み、その映像を見ながら各教室にどのような地震対策が必要かをグループでディスカッションしました。ヘッドマウントディスプレイで教室の隅々まで見渡すことによって、実際にその場にいるような感覚で意見を出し合うことができました。
ヘッドマウントディスプレイや360度カメラの使用時やディスカッションの際には、チューターの学生・院生が1グループに1人ずつ入ってサポートしてくださったため、生徒たちは円滑に学習を進めることができました。
受け身になりがちな防災教育ですが、ヘッドマウントディスプレイや360度カメラなどを使うことで、生徒たちは興味を持って主体的に学ぶことができました。
講座の後には、普段は聞くことのできない大学での研究の様子などをお話ししていただく機会もあり、とても充実した講座となりました。

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