【音楽科教員より】7月16日、新国立劇場で開催されている「高校生のためのオペラ鑑賞教室」に参加し、プッチーニのオペラ「トスカ」を鑑賞してきました。

参加したのは高校音楽・芸術科目を選択している希望者22名。この企画は次世代を担う青少年に優れた芸術を提供する機会として 1998 年から始まり、本校は7月の期末試験後の期間に毎年参加させていただいています。

友人、兄弟、男女が互いに愛し合い、毎日を懸命に生きる普通の人々が主役のこの作品は、政治的な背景と絡み、悲劇の結末を迎えます。表現豊かな演奏に圧倒され、終演後はしばらく言葉が出ませんでした。特に三幕前のチェロのソロは本当に素晴らしく、感動のあまり手が震えるほどでした。

2024高校生オペラ

シンガポールを中心に海外生・帰国生向けに発行されている教育情報誌『Spring』2024年7月号に、本校の国際副教頭クリスタル・ブルネリ(Crystal Brunelli)による「この人からエール」が掲載されました。
ブルネリは本校の国際学級において、その立ち上げから20年以上にわたって関わり続けてきました。海外生・帰国生はもちろん、本校の国際学級を目指す皆さんへのメッセージが熱く語られています。
下のURLからオンラインで全文をお読みいただけますので、ぜひご一読ください。
Spring|この人からエール 東京女学館中学校・高等学校国際副教頭 クリスタル・ブルネリ 氏

Spring2024年7月号|この人からエール(Brunelli先生) - コピー

6月22日(土)~23日(日)、東京アクアティクスセンターで行われた東京都高等学校選手権水泳競技大会に、水泳部の生徒が出場いたしました。この大会は「都高校」と呼ばれ、1年間で最も緊張感のある大会です。
各都道府県予選において決勝8位までの選手が関東大会(インターハイ予選)の出場権を獲得できます。
本校からは2名の選手がインターハイを目指して出場し、3種目(100m背泳ぎ、200m背泳ぎ、100m平泳ぎ)で上位10名で行われる決勝に進みました。結果は、全種目で惜しくも9位となり、関東大会出場権を獲得することはできませんでした。決勝に進出した2名の選手にとってはとても悔しく、つらい結果になってしまいましたが、全力で泳ぎ切ってくれました。他にも3名の選手が出場し、高1と高2の2名が大幅にベストタイムを更新しました。また高3の生徒も受験勉強と両立しながら立派なラストレースを見せてくれました。

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6月下旬、武蔵野の森総合スポーツプラザ・メインアリーナにて、体育大会を開催しました!
本校の体育大会では、伝統的に中学1年から高校3年までの全6学年が学年対抗で順位を争います。また、競技の種目に個人種目は一切なく、すべて団体競技であることも特徴です。
体力と経験値で勝る上級学年ほど有利になるのは当然ですが、団体競技ゆえに、体力だけで勝敗が決まるわけではないところが醍醐味です。
どの学年も上級生の意地とプライドをかけて下級生に負けるわけにはいかず、競技に臨む選手たちはいつになく真剣な表情で、白熱した闘いが繰り広げられました。声援にも力が入り、広い会場の中は熱気と大きな歓声に包まれました。
高校2年生の皆さん、優勝おめでとう! 素直に優勝の喜びに沸きながらも、悔しさをにじませる上級生に対して敬意ある態度をたもっていた姿は立派でした。
高校3年生の皆さん、準優勝おめでとう! 最後まで諦めずに全力で競技に臨み、お互いを励まし合い、失敗をカバーし合おうとしていた姿はとても感動的でした。
そして、円滑な大会の進行の裏には、主体的に運営に携わる係生徒たちの姿がありました。本当にご苦労様でした!
体育大会で成長した生徒の皆さんの、今後のさらなる活躍を楽しみにしています!

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東京女学館の教員室前には、ちょっとわからないところを質問するのに便利なホワイトボードと折り畳み式の机があり、昼休みや放課後にはたくさんの生徒が訪れます。この机は生徒達によって“アスキュー(Ask&Questionの略)”と名付けられ、毎日大活躍です😊

ちなみに6階のチュータールームには優しい卒業生が放課後常駐してくれています。中1は初めての定期試験に向けた学習計画を一緒に立ててもらったり、上級生は進路相談をしたりと、こちらも大賑わいです。

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アメリカのボストン郊外にある国際学級の姉妹校Dana Hall Schoolより、今年も短期留学生を2名、受け入れています。Dana Hall Schoolは1881年に創設された伝統校で、ボストン郊外のWellesleyという美しい町にキャンパスを構え、著名な卒業生も多数輩出している名門女子校です。https://www.danahall.org/

Dana Hall Schoolと交流を始めてから14年が経ちました。本校からも毎年国際コースから1(2)名の生徒を留学生としてDana Hall Schoolへ1年間派遣しています。また。高一国際コース全員必修のボストン・リーダーシップ研修でも毎年Dana Hall Schoolを訪問して交流しています。https://tjk.jp/mh/blog/11546/

短期留学中は、本校生徒宅にホームステイをしながら一緒に登下校をし、国際コースの生徒と一緒に授業を受けたり行事やクラブに参加したりします。1週目は英語や古典、世界史、数学などの授業のほかにも、書道体験や浴衣体験もしました。高二の調理実習では、和食作りにも挑戦しました!(素麺、だし巻き卵、酢の物、かるかん)

同世代の本校生徒たちと楽しく交流を深め、日に日に距離を縮めている様子が見受けられます。

 

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書道体験の様子

 

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筆遣いがとても上手です!

 

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調理実習にも参加しました!

 

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調理実習のメニューは素麺、だし巻き卵、酢の物、かるかん
高二食物のテーマは「和食」です。

【高一文化委員より】
先日、高一歓迎会が行いました!
これは生徒会の文化委員会が企画・主催して、高校に進学した新高一を在校生が歓迎する行事です。
高校生の有志の生徒が出演して、ダンス・歌などを披露していただきました。文化委員が編集した先生方の動画では、とても盛り上がっていました!そして最後は上級生から高一へ、記念品を贈呈していただきました。これからの高校生活を楽しんでいきたいと思います!

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【中学代表会議議長・副議長】
私たち代表会議は、生徒会執行部に属する正副議長を中心に、各クラスの代表会議議員からなる生徒会組織です。
先日3日間をかけ、台湾地震募金を行いました。
私たちが台湾地震募金を行った理由は、台湾の方々に恩返しをしようと思ったからです。
台湾は東日本大震災の際に、日本へ最も早く救護隊を派遣して下さいました。募金面でも多くの方々から寄付していただき、その額は250億円にも上りました。
また、1月に起きた能登半島地震でも、25億円余りを日本に寄付して下さいました。
コロナ禍でもマスクを寄付して下さるなど、日本は台湾にとても支えていただいています。
そこで私たちは、生徒の皆さんに地震の実態を知ってもらうためにプレゼンテーションを行い、台湾地震募金を実施致しました。
今回は4階生徒ホールと2階食堂前の噴水広場の2箇所で行いました。1日目は募金の存在を忘れていた方が多く、参加してくださる方が少ない傾向にありましたが、日が進むにつれて、参加してくださる方も額もどんどん増えていき、最終的には沢山の方々が募金をしてくださいました。
また、中学代表会議では6人程で持ち場につき、活動を行っていましたが、正副議長が具体的な指示を出さずとも「募金のご協力よろしくお願い致します」などの呼びかけをしてくれたり、噴水広場担当の議員は食堂の中に入って宣伝してくれたりと、とても積極的に協力してくれたため、スムーズに募金を集めることができました。募金活動を無事に終えることが出来たのも、彼女達のおかげだと思います。
東京女学館生の”想い”が台湾の方々に”募金”という形で届くことが出来れば幸いです。

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東京女学館の国際学級は、“世界各国からの帰国生と日本で生まれ育った一般生が同じクラスで学び合う”ということが大きな特徴です。クラス内では互いの違いを認め合う文化が育まれ、生徒達は得意なことを活かし合い、共に成長しています。

その“輪”が学年を超えて広がるよう、国際学級の中学3学年が交流する機会を定期的に設けています。先月開かれた交流会では、上級生が中心となり、クイズやゲーム等で楽しみました。中1にとっても、同じ国際学級の上級生の存在はとても心強いことでしょう。教育実習に来ていた国際学級の卒業生2名も参加してくれました。

以下、生徒の感想です。

今回の国際交流会では中学一年生から三年生の、およそ百二十人が集まりました。軽快な音楽を流しながらモノマネゲームやじゃんけん列車、先生クイズなどをして交流を楽しみました。先輩方は笑顔で優しく、面白かったので、私たちも明るい先輩のようになりたいと憧れを持ちました。また、先輩だけでなく先生も面白かったので、交流会がさらに盛り上がったと思います。先輩との親睦も深められ、とても有意義な時間を過ごせました。(中1生徒)

今回は去年と違い、運営する側として中1歓迎会を行いました。何度も先輩方や先生方と話し合いを行い、アクティビティを考えました。私たちは先生クイズを行うため、たくさんの先生方に色々な質問をしました。そして、クイズ形式にして、用紙を作りました。行程はたくさんありましたが、2人で協力して、みんなに楽しんでもらえてよかったです。時間も心配はしていましたが、うまく繋げることができて、時間内に収めることができました。(中2生徒)

去年の国際交流会は楽しませる側ではなく、楽しむ側だったので、今年は先輩たちの大変さを感じました。It was hard for us to make a quiz about the teachers.We happily spent time with the grade 7 and grade 9 students.(中2生徒)

国際は特に、一人一人が今まで違う環境の中で過ごしてきたので、今回の交流会は学年を超えてお互いの事を深く知る良い機会だったと思います。中間試験の最終日で皆疲れもあったと思いますが、クイズなどのゲームをして盛り上がっているのをみて嬉しく思いました。とても貴重な時間を楽しく過ごせて良かったです。(中3生徒)

 

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東京女学館 国際学級の詳しい説明はこちら

 

 

【アンネのバラ委員会顧問より】
今日、6月12日は『アンネの日記』の作者アンネ・フランクの誕生日です。
アンネのバラ委員会では、現在、図書館でアンネ・フランクの関連本を展示する「Anne Frank Birthday Book Fair」を開催しています。
2014年、都内の公立図書館で、アンネ・フランクの本が次々と破損される事件が起こりました。
「アンネの本を、図書館で破るのではなく、手に取ってもらいたい」という思いを込め、その翌年の6月のアンネの誕生日に合わせて、アンネのバラ委員会が「Birthday Book Fair」を開催しました。今年はそれから10年目になります。
アンネフランクは、1929年6月12日、ドイツのフランクフルトで生まれました。そして15歳のときにドイツのベルゲン=ベルゼン強制収容所の中で病死をしましたが、もし生きていたら、今年で95歳の誕生日を迎えていたはずでした。
アンネは日記の中に、自分のお誕生日にたくさんの友達を家に招き、楽しく過ごした様子を書いています。また、この日記帳も、アンネの父オットーが誕生日プレゼントとしてくれたものでした。
“将来はジャーナリストになりたい”、アンネは日記の中でそう書いています。しかし、アンネの人生は15年で終わってしまいました。そんなアンネを思い、本を展示しています。ケーキや、プレゼントも並べています。
アンネがもし生きていたら、今の世界をどのように見るでしょうか。あなたはどう思いますか?

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