この度、東京女学館中学校・高等学校は2026年度より国際学級を1クラスから2クラスに拡充することを決定いたしましたので、お知らせいたします。

本校は創立時より、国際社会で対等に交際できる女性の育成を掲げてまいりました。その建学の精神を受け継ぎ、21世紀のグローバル社会を見据えて2004年に発足したのが国際学級です。国際学級のパイオニアとして開設から20周年を迎え、国際社会で活躍する数多くの人材を輩出してまいりました。その蓄積と実績を踏まえて、これまで各学年1クラスとしてきた国際学級を、2026年度の中学1年より2クラスへと拡充し、年次進行で全学年を国際学級2クラスの体制へと移行いたします。また、それに合わせて教育内容も刷新し、海外大学への進学の道を拡げる改革を進めてまいります。

国際学級を1クラスから2クラスに拡充するのにともない、2026年度の中学校入試にも変更が生じます。国際学級のこれからの教育内容とともに、入試制度の変更点につきましても、詳細が決まり次第、順次発表してまいります。

これからも本校は教育目標「高い品性を備え、人と社会に貢献する女性の育成」を目指して邁進してまいりますので、皆様にもお力添えいただけましたら幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

詳細はこちら(東京女学館HP 新着情報)

 

06020199

【高二】校内模擬国連の様子

 

国際2学級化③

【高二】化学実験の様子。2024年度から国際理系コースを新設。

 

国際2学級化①

【全学年】Language Artsの授業風景。実践的な英語力はもちろん、論理的思考や多角的な物事の捉え方が身に付いています。

 

国際2学級化④

【全学年】伝統校の強みを活かし、日本文化を深く理解した真の国際人を育成。

 

 

地震を想定した退避訓練の実施を受け、中1はLHRの時間に第1体育館で登下校経路確認をしました。
同じ路線を利用しているメンバーとクラスを越えて顔見知りになり、生徒達は安心した様子でした。
いざという時、心強いですね!

IMG_1464 IMG_1463  IMG_1465 IMG_1466 IMG_1459 IMG_1460 IMG_1461

授業中に地震が発生したことを想定し、特別教室で授業中のクラスは授業担当者の引率でHRに移動、点呼を行いました。

ここ最近日本中で地震が多くて心配ですが、もしもの時、体が覚えていれば咄嗟の行動がとれます。今日はどの学年もとても真剣に参加し、迅速な点呼に結びついていました。

中学1年生は初めての訓練で緊張した様子でしたが、先生方のサポートを受けながら上手に点呼をとっていました。

P1390538P1390573 P1390549 P1390551 IMG_1747P1390567 IMG_1750P1390596  IMG_1748

2023年度からの新科目「芸術A」(高二選択)は、本来「音楽」「美術」「書道」など従来の科目で分けることのできない「芸術」について、広い視点から学び、独自の視点で新しいアイディアを生み出すことを目標にしています。
それは近年STEAM教育が注目されていることとも重なり、予測不能なこれからの時代、多角的に社会課題を解決できる力を身に付けることに繋がります。

4月2回目の授業では、学校から徒歩で行くことのできる国立新美術館(六本木)を訪れ、企画展「遠距離現在」を見学してきました。様々な方法で表現された作品は、タイトルや解説を読んでから鑑賞すると最初の印象とはまた違う意味合いを持ちます。作家が何を伝えようとしているかを考えながら、皆熱心に鑑賞していました。
IMG_1733 IMG_1736 IMG_1738 IMG_1739 IMG_1731 IMG_1732

21世紀のグローバル社会を見据えて2004年に誕生した国際学級は、今年20周年を迎えます。1学年6クラスのうち1クラスが国際学級です(R8年度から2クラスになります)。

世界各国からの海外帰国生と日本で生まれ育った一般生がともに学ぶ環境では、それぞれの違いに価値を置き、互いを尊重し助け合う他文化交流が行われています。

 

高校1年、2年の2年間をかけて行う本校の“探究”は、高大連携協定を結んでいる大学の先生方の講義を導入とし、自分の興味関心を掘り下げたテーマを決め、学術的な5000字以上の単著論文を書きあげます。

論文を執筆する上で最も重要なことはテーマ設定です。本校ではこれに高1の1年間をかけ、グループワークでクラスメイトの意見も聞きながら、多角的に問いを深めていきます。高2になると、生徒3~4名に専任の教員が1名つき、学術的な論文に仕上げます。興味のある分野を掘り下げて探究し、論文を執筆することは、主体的に高い志をもち、進路を考えることにも繋がっています。

 

以下、選ばれた生徒の論文テーマと感想です。

 

最優秀作 「センシング技術を活用した新たなエンタテイメント体験の創造可能性について」
私は「センシング技術を活用した新たなエンタテイメント体験の創造可能性について」というテーマで探究活動に取り組みました。論文を書き進めていくうえで、実際にAR (Augmented Reality)を用いて東京女学館の制服をバーチャルフィッティングできるアプリや、より気軽にルームフレグランスを購入できるオンラインショッピングアプリを自分で開発するなど、自分自身あらゆる面で成長することができ、非常に有意義な活動となりました。(N.Y.さん)

 

優秀作 「アイアンマンのように人を助けることは可能か」
私は「アイアンマンのように人を助けることは可能か」というテーマで、高校生である自分が、独学で始めたアプリ制作の技術を活かし、学校の情報をより多く伝えるためのアプリを作りました。この探究活動で私は約1万字の文章を書き、さらに企業訪問や調べ学習をすることで、自分の行動力や文章力といった限界を突破することができ、成長できたと思います。また、私の論文を優秀作に選んでいただいた学校に、これからも感謝し、自分の特技を使って貢献していきたいと思います。(S.R.さん)

 

優秀作 「アラブ、中東から異文化理解を知る」
自分の経験とそこから生まれた純粋な気持ちをきっかけに、アラブ、中東から日本の異文化理解について紐解いたこの探究では、アンケートやフィールドワークなどまさに”探究”していくことで自分の仮説や考えを何度も練り直し、最終的には思ってもいなかった結論へと達しました。考えることの楽しさ、物事の深さを実感し、大きく成長できた二年間でした。(O.A.さん)
優秀作 「鉄道は今、安全・快適だろうか」
趣味の鉄道を探究して、鉄道の安全・快適のための仕組みや対策について深く知ることができました。問いを立て、表現や形式を考えながら書くこと、参考文献集め、論文に相応しい写真の撮影などはとても大変で、特に写真の選別には多くの時間を費やしました。この2年の探究活動を経て、装置など車両以外の部分にも目を向けるようになり、以前より鉄道に詳しくなれたことが嬉しいです。これからも好きな鉄道の世界を探究し続けたいと思います。(I.N.さん)

 

優秀作 「縄文人の知恵から学ぶSDG’sー狩猟時代における持続可能な社会ー」
2年間の探究の中で最初に苦労したのはテーマ決めです。探究は自分の興味や関心に基づきテーマを決めなければならなかったため、自分が探究したいことは本当にこのテーマで合っているか、時間をかけて何度も悩みました。
最終的に決めたテーマを探究する過程では多くの文献を読み、多彩な考えや知識を得ることができました。初めての探究活動で完成した論文は充実したものになり、自分の考えをまとめるとても良い機会になりました。(O.M.さん)

 

P1370765のコピー   P1370750加工    P1370823加工    P1370818加工 P1370808の加工   P1370791加工  探求論文集表紙

 

1 / 212

ページ
TOP