コロナ禍で途絶えていた「歴史散歩の会」を改め、「社会科散歩の会」として復活させました。
これは社会科教員主催のイベントで、生徒、保護者、教科を超えた教職員にも開かれた学びの場です。

その第1回として、10月1日(火)都民の日に、本校生徒・教職員の通学通勤でお世話になっている都営バスの渋谷自動車営業所を、中2~高3の希望生徒、卒業生、教職員で見学しました。
毎朝、渋谷や恵比寿のバス停で運行整理をされている職員さんの案内のもと、まずは事務所に入りました。運転手さんが乗務前に行うアルコール検査を実際に体験し、安全運行に尽力されていることをひしひしと感じました。その次に、本校生徒の多くが利用する学バス系統指定定期券の作成を体験しました。学期末に書く定期券申込書に基づいて、都バスの職員さんが手作業で発行していること、また、期日に受け取らなかった場合の保管・廃棄の流れについて学ぶことができ、始業式の日に定期券を必ず受け取りに行くことの重要性を学ぶことができました。クラス担任の立場として、担当している生徒にも伝えていきたいと思います。

事務所の見学の次は、車庫ピットの見学です。ジャッキで上がった車体について、タイヤやエンジンの分解、バスが動く原理を知る機会になりました。
集合写真を撮る際には、都バスの職員さんのご厚意および引率教職員の熱意のもと、普段は使用していない「学03(急行)東京女学館」の行き先を出してくださり、参加生徒および引率教職員も歓声をあげておりました。

最後に、都バスの運転手さんの勤務体系やダイヤの作り方を学びました。
日々の通学通勤でお世話になっている都営バスについて、身近な地域にある渋谷車庫の見学を通じて、多くのことを知る機会となりました。東京都交通局渋谷自動車営業所の方に、改めて感謝申し上げます。
社会科散歩の会では、地域連携を意識したフィールドワークや、日ごろ見ることができない社会の一面を見学するフィールドワークを実施する予定です。ご期待ください!

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