9月~10月にかけて、中学1年は茶道を体験しました。
本校の卒業生の先生にご来校いただいて、校内の作法室にて1クラスずつ丁寧にご指導いただきました。
生徒たちは季節のお菓子とお抹茶をいただき、慣れない所作にとまどいながらも、楽しみながらお作法の初歩を学ぶことができました。
本校の作法室は約30畳の広さがあり、1クラスの生徒が一度に全員入ってもまだ余裕がある大きさで、小さいながらお庭も併設している充実ぶりです。
床の間に掛けてある軸には、本校の創立に深く関わった渋沢栄一館長が好んだ『中庸』の一節、「好学近乎知」(学を好むは知に近し)が書かれており、渋沢館長が今でも生徒たちを見守りつつ叱咤激励しているかのようです。